森本繁生のEC道 | 経営者会報 (社長ブログ)
日本のネットショップを縁の繋がりで元気にする!
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ある弊社セミナーの様子。
スーツケースがいくつも並ぶ様子は珍しくありません。
ネットだから、1カ所に留まって出来るというのではありません。
ネットだからこそ、世界中に行動する人が輝いています。
日曜日の今日はプライベートで動き回ってしまったので
今日はこれまで。。。
慶應義塾大学病院の11階から見た新宿。
今日は弊社OSMCのある会員様のお見舞いで
慶應義塾大学病院に行ってきました。
11階のレストランはホテルのサービスが入っていて
病院とは思えない快適さ。東京がよく見渡せて桜も綺麗。
昔の病院のイメージはどんどん塗り替えられていきます。
お見舞いした方は癌の手術をして懸命のリハビリをしている方。
抗ガン剤治療が一段落して、そろそろ仕事の復帰を
視野に入れることができ、私も少しばかり安堵しています。
復帰に向けて、その方はご自身の闘病体験に基づいた
素晴らしいECショップ運営案をお持ちでした。
プランをお聞きした時点で半分は成功したと感じました。
何故なら動機がとても強い。
「自分が不便だったから、必ず困っている人がたくさんいるはず!」
というその人しか持てない大きなエネルギーが、
プランを強烈に推進するであろうことが容易に感じられました。
あとの半分の課題は、やはり商材。
「システムよりも何よりも、まず商材確保に走るべき!」
とご意見を申し上げました。
ご自身の体験でも不満に感じていたのは
・まず癌の人の要望を満たした商品が見つからないこと
・やっとの思いで1つ見つけたけど、品揃えがないこと
ここをオリジナル商材で揃えられれば、
もう他にはなかなか真似できないビジネスになります。
早速、弊社ネットワークで製造をやっておられる方を探して
協力することにしました。
今回の闘病が大いなる前進のきっかけになることを
心からお祈りしております!
通りかかっただけで「そそって、覚える」外観。
かつて、ページ作りをするためによく京都の街並みを歩いていました。
ウェブサイトは世界に開いていますが、自分の来て欲しいお客様に
来ていただくにはどうすればいいだろう?と考えると、
一見さんお断りの店が多い京都の実店舗の店構えと運営は
大変参考になりました。
今は広く門戸を開いたビギナーコースへの集客を考えていますので、
賑わっている実店舗を見て回ることが多いです。
前回、心斎橋のアップルストアを紹介しましたが、
その帰りにランチは。。。と思って立ち寄ったのが
前々から気にかかっていたこの「紅虎軒」。
調べると、やはり今話題の「際コーポレーション」中島武氏の店でした。
一押し商品「餃子」の看板の位置と、左右の麺類の8つの看板の
「意味は分からないが何かうまそうな漢字」の並べ方。
また、集客商品の黒板のランチメニューと、
小さなサムネイル画像の「商品ありそうだ感」。
繁盛している実店舗の造りは、繁盛しているECのページ作りと同じです。
これからページを作る人は、ネットばっかり見ていないで
是非街に繰り出すことをおすすめします。
流行っている実店舗を再現する方が、ノウハウの浸透しきった
整理されすぎたページを作るよりもよほど売れます!
スジ肉の春キャベツ炒め。
北京料理にキムチが置いてある?と思うけども、これも結構うまい。
こだわらずに日本人の舌に合う物を並べている感じ。
ここのウリ、鉄鍋棒餃子。
品揃え感が印象に残っているので、また別のメニューも食べに行きたいと思います。
暴風の東京から高知へ飛ぶと、抜けるような快晴!
高知はネットショップが熱い県です。
本日は古本販売「アーカムブックス」の
畠中社長をお招きしてお話ししていただきました。
畠中さん熱演中
人材を全てマンガ好きだけで揃えているというほどマンガ好きのなので
思考方法もマンガのように既成概念の枠を逸脱しています(笑)
セミナーは独演予定だったのですが、急に私とのトークセッションに
切り替えてなおかつネットで中継を始めたり、実店舗では
会員のための「1日立ち読みデー」などのイベント開催したり
とにかく話せば話すほど面白い若き社長です。
古本のネット販売ってすぐに参入できそうに思ってしまうのですが、
「売れる古本」を仕入れるための事前情報力や
バラバラに毎日ユーザーから買い取って何十万冊ある在庫を
瞬時に全巻セットにしてしまうデータベース構築などを拝見すると、
これは安易に参入しても勝てないわ、と思ってしまいます。
古本はアマゾンでも買えますが、全巻セットは買えませんからね。
倉庫を拡大して建設中!ということですので
今後の大きな伸びに注目の会社です。
残念ながらカツオのタタキを撮り忘れました。。。
今日の「うりうり教習所」で優秀実践者を表彰するコンベンション。
基調講演をさせていただき、久しぶりに三石玲子さんのページを紹介しました。
M&M研究所
http://www.m-m.co.jp/
三石さんは評論家として消費者視点から常に切れ味鋭い言葉で
ECを批評されながらも、
ECショップさん達には深い愛情をお持ちの方で
多くの創生期のショップさんの憧れの存在でした。
弊社でも一度講演を行っていただいたことがありますし、
静岡で日本経済新聞の講演でご一緒したのも良い思い出です。
2003年にお亡くなりになった時には大きな喪失感がありました。
また、私がネットビジネスで初めてお会いした別の方も同時期に亡くなり、
「私はこのまま同じように仕事していると、同じ結果になるかも」と
強制的に半年日本から離れる生活を始めたきっかけでもありました。
三石さんが亡くなったときにある方から
弊社で追悼イベントやらないの?と言われましたが
何回か三石さんにお会いしている私は
皆さんがイベントで盛り上がる中で三石さんの精神が
置いて行かれそうな気がしてやりませんでした。
その時、3年経ったらまた三石さんが取り上げられるときが
来るだろうと言っていました。
5年経った今、ようやく多くのショップさんが
三石さんのおっしゃったことを理解する時が来たように思います。
今でこそ実行しようと意識されてきた
「ライフタイムバリュー」「One to One」の概念。
この1997年の記事に、既にもっと先を行ったことが書かれています。
One to Oneとは何か
http://www.m-m.co.jp/report/report_C207.html
改めてここに戻って読み返してみたいと思います。
ECに大きな指針を今も残してくれている三石さんに感謝いたします。
圧倒的な存在感のあるアップルストア。
Mac使いの私は心斎橋に行くと必ずアップルストアに足を運びます。
アップルストアに行くと考えさせられます。
何故って、これだけ一等地を贅沢に使っているショップは
なかなかないからです。
店内は商品は少しで通路ばかり。
通常、家電量販店には所狭しと商品が並べられており、
各機種を1台づつで全てを比較できるようになっていますが
アップルストアは広々と歩ける通路で、
しかも一つの島に同じ商品が何台も並べられています。
品数が少ないと言えばその通りでしょうが、
それでしたらもっと小さい店でもいいのでは?とも思うのですが
アップルは恐らくこのショップ自体で売上を上げるということは
考えていないのでしょうね。売上はこの店をきっかけにECで立てるのでしょう。
ここで提供しているのは「体験」。
話題の世界一の薄いノートパソコン「MacBook Air」も
iPod Touch もいつ行っても思う存分体験できます。
しかしここで購入して重い荷物をわざわざ持ち帰る確率は高くなく、
帰ったらネットのアップルストアで各種付属品を揃えながら
自宅に届くのを待つことが多いです。
今後、ネットで買われることを前提にした
実店舗作りが進んで行くのではないか。。。
ということを、アップルストアは考えさせてくれます。
また、実店舗で買われることを前提としたネット店も
多数出てきそうな気配を感じます。
ネットでの売上いくら? っていう話が
あまり意味がなくなることも増えるのでしょうか。
OSMCはECから広がる事業の可能性を研究しつくしたいと考えます。
Time Capsuleでバックアップを手軽に。
無線で手軽にバックアップできるTime Capsuleが届いたので、
メインマシンをバックアップしながらサブマシンで書き込みしています。
バックアップが大きく進化 Time Capsule
http://www.apple.com/jp/timecapsule/
さて、ブログは便利なんですが大きな落とし穴があります。
それは多くの方が管理画面だけで記事を書いているので
万一サーバーにトラブルがあった場合にコンテンツが手元に残っていないこと!
当然のことながら復旧できません。
これはWeb2.0と言われたASP系のサービス利用の全般に
言えることですが、コンテンツを確保していないことは
ネットを事業としてやっている者にとっては致命傷となります。
経営者会報ブログのお仲間の皆さん、是非管理画面から定期的に
「記事の書き出し」を行っておきましょうね(^-^)
お店をやっていたら「自社のお客様リスト」を持っているのは
当然と皆さんは考えていると思いますが。。。
実はモールだけに出店していると、お客様リストってモールのもの。
退店してしまうと使えないんですよね。
借りたお客様、借りたコンテンツ、借りた商品ではなく、
自社のお客様、自社のコンテンツ、自社の商品。
入口を増やすためにモール出店は積極的に活用するとしても、
どこかでこの3つ押さえておくことが強いEC事業の必須条件です。
昨日に引き続き「うりうり教習所」。
本日は立ち上げ支援のベーシックコースです。
うりうり教習所が始まった2001年は、半数の方が受講後開店していましたが、
現在は10%程度かな? そのくらいECの参入障壁は高くなってきています。
それはそうでしょう、デザインやシステムがレベルアップして
数ヶ月程度の勉強では先行ショップにそうそう追いつけなく
なっているのは事実です。
私は良い商品を持っていながらEC参入をあきらめてしまう方が
多くなってしまっている現状を残念に思っていました。
それが弊社OSMCでもECを勉強する気のある方は誰でも入れる
「ビギナーコース」を設けた理由です。
ECの底上げを真剣に実行していきたいとの思いが日々高まっています。
参入のハードルは高いですがその中でも、
・「お客様像の明確化」
知り合いの名前が出てくるくらい個人レベルに落とし込む
・「ショップコンセプト」
そのお客様にどのような価値を生み出すのか
この2つをしっかりできたショップはまだまだチャンスがあります。
今回も多くの可能性を秘めた方々が卒業されました。
連日のくす玉、本日の優秀者は「足袋っ子」の藤野さん。
教習所を出るとこれからが本番の路上運転になります。
大きな可能性を開かれることを期待しております!
うりうり教習所は、2001年から行われている
大阪市主催のネットショップの繁盛支援講座です。
私は立ち上げからプロデューサー&講師として関与させていただき、
ベーシックコースとアドバンスコースを合わせて
現在まで数百人の卒業生を輩出することができました。
今日は全4回講座のアドバンスコースの最終講義。
まだまだ売上はこれからというショップから
月商1億円まで達成しているショップまであって
指導する側は難しい講義でしたが、
皆さん方の成果が徐々に上がっていくと
本当にやりがいを感じます!
最終講義で終了写真。とても雰囲気が良さそうでしょ?
この講座の特長は、受講者・講師陣の頑張りも去ることながら
事務局の徹底したフォロー体制で楽しく受講できることです。
今回も事務局の橋和田さんは、
ある時は課題提出のために受講生のお尻を叩き、
ある時は精一杯の演出で受講生をお祝いしたりして、
講師にはできないサポートをしていただきました。
ありがとうございます!
優秀受講者、「綺麗印影」の野田さんにくす玉のお祝い。
最終講義が終わったからと言っても安心はできません。
皆さん方の本番はこれからです!
実は某ショップで Internet Explorer6 のブラウザでは受注が出来たが
Firefox や Internet Explorer7 では受注ができないことが今になって判明!
既に実績を上げているショップだったので、
この発見だけで売上は少なくとも10~20%はアップするでしょう。
こんな発見ができるのも連続実践講座ならではです。
大阪だけでなく各地で「うりうり教習所」をやりたいです!
本日は3ヶ月で月商100万を達成できる初心者EC講座
「トンゼミ」の大阪ガイダンスセミナーを共催しました。
講師のトントンこと中谷昌弘さんは、初心者ショップを育て上げる名人です。
中でも「競争のない世界」を創造し、ショップコンセプトを磨き上げる
丸6日間の実践セミナーは、多くのネットショップに夢を与えています。
競争のない世界を創造するマーケティングは、
通称「ブルーオーシャン戦略」と言われています。
。。。しかし、よく考えるとこの用語はオカシイ?!
だって、競争のない世界を創り出すというは
戦わなくていいということ。
なのに「戦略」って?
まだ過去のマーケティングにとらわれている訳語なのでしょうね。
私の事業はそもそもブルーオーシャン的にやってきたようなので、
もともと戦略って言葉が好きではありませんでしたけど、
少しづつ「戦略」って用語は時代遅れになってきそうな気がします。
環境問題が叫ばれる世界の流れで「共存共栄」のマインドが
じわじわ浸透している中で、実際に昨年から繁盛しているのは
ブルーオーシャンを創造したショップがほとんどです。
トントンさんはあなたを血みどろのレッドオーシャンから救い出し、
ブルーオーシャンを開きます。過当競争、価格競争に悩む方は
是非受講されることをおすすめします。
トンゼミの概要・お申込はこちら
船場センタービルってどうなっているかな?と入ると改装された一角が。
ということで、船場女将小路の沖縄そばと沖縄カレーを頂きました。
沖縄カレーはスミイカ入りということで、意外な美味。
世界中のECの可能性を開きたいOSMC
2008年03月30日(日)更新
売れるECショップはフットワークが軽い
ある弊社セミナーの様子。
スーツケースがいくつも並ぶ様子は珍しくありません。
ネットだから、1カ所に留まって出来るというのではありません。
ネットだからこそ、世界中に行動する人が輝いています。
日曜日の今日はプライベートで動き回ってしまったので
今日はこれまで。。。
2008年03月27日(木)更新
強い動機と真似できない商材
慶應義塾大学病院の11階から見た新宿。
今日は弊社OSMCのある会員様のお見舞いで
慶應義塾大学病院に行ってきました。
11階のレストランはホテルのサービスが入っていて
病院とは思えない快適さ。東京がよく見渡せて桜も綺麗。
昔の病院のイメージはどんどん塗り替えられていきます。
お見舞いした方は癌の手術をして懸命のリハビリをしている方。
抗ガン剤治療が一段落して、そろそろ仕事の復帰を
視野に入れることができ、私も少しばかり安堵しています。
復帰に向けて、その方はご自身の闘病体験に基づいた
素晴らしいECショップ運営案をお持ちでした。
プランをお聞きした時点で半分は成功したと感じました。
何故なら動機がとても強い。
「自分が不便だったから、必ず困っている人がたくさんいるはず!」
というその人しか持てない大きなエネルギーが、
プランを強烈に推進するであろうことが容易に感じられました。
あとの半分の課題は、やはり商材。
「システムよりも何よりも、まず商材確保に走るべき!」
とご意見を申し上げました。
ご自身の体験でも不満に感じていたのは
・まず癌の人の要望を満たした商品が見つからないこと
・やっとの思いで1つ見つけたけど、品揃えがないこと
ここをオリジナル商材で揃えられれば、
もう他にはなかなか真似できないビジネスになります。
早速、弊社ネットワークで製造をやっておられる方を探して
協力することにしました。
今回の闘病が大いなる前進のきっかけになることを
心からお祈りしております!
2008年03月23日(日)更新
紅虎軒に学ぶページレイアウト
通りかかっただけで「そそって、覚える」外観。
かつて、ページ作りをするためによく京都の街並みを歩いていました。
ウェブサイトは世界に開いていますが、自分の来て欲しいお客様に
来ていただくにはどうすればいいだろう?と考えると、
一見さんお断りの店が多い京都の実店舗の店構えと運営は
大変参考になりました。
今は広く門戸を開いたビギナーコースへの集客を考えていますので、
賑わっている実店舗を見て回ることが多いです。
前回、心斎橋のアップルストアを紹介しましたが、
その帰りにランチは。。。と思って立ち寄ったのが
前々から気にかかっていたこの「紅虎軒」。
調べると、やはり今話題の「際コーポレーション」中島武氏の店でした。
一押し商品「餃子」の看板の位置と、左右の麺類の8つの看板の
「意味は分からないが何かうまそうな漢字」の並べ方。
また、集客商品の黒板のランチメニューと、
小さなサムネイル画像の「商品ありそうだ感」。
繁盛している実店舗の造りは、繁盛しているECのページ作りと同じです。
これからページを作る人は、ネットばっかり見ていないで
是非街に繰り出すことをおすすめします。
流行っている実店舗を再現する方が、ノウハウの浸透しきった
整理されすぎたページを作るよりもよほど売れます!
スジ肉の春キャベツ炒め。
北京料理にキムチが置いてある?と思うけども、これも結構うまい。
こだわらずに日本人の舌に合う物を並べている感じ。
ここのウリ、鉄鍋棒餃子。
品揃え感が印象に残っているので、また別のメニューも食べに行きたいと思います。
2008年03月22日(土)更新
マンガの古本を売れる商品にするには?!
暴風の東京から高知へ飛ぶと、抜けるような快晴!
高知はネットショップが熱い県です。
本日は古本販売「アーカムブックス」の
畠中社長をお招きしてお話ししていただきました。
畠中さん熱演中
人材を全てマンガ好きだけで揃えているというほどマンガ好きのなので
思考方法もマンガのように既成概念の枠を逸脱しています(笑)
セミナーは独演予定だったのですが、急に私とのトークセッションに
切り替えてなおかつネットで中継を始めたり、実店舗では
会員のための「1日立ち読みデー」などのイベント開催したり
とにかく話せば話すほど面白い若き社長です。
古本のネット販売ってすぐに参入できそうに思ってしまうのですが、
「売れる古本」を仕入れるための事前情報力や
バラバラに毎日ユーザーから買い取って何十万冊ある在庫を
瞬時に全巻セットにしてしまうデータベース構築などを拝見すると、
これは安易に参入しても勝てないわ、と思ってしまいます。
古本はアマゾンでも買えますが、全巻セットは買えませんからね。
倉庫を拡大して建設中!ということですので
今後の大きな伸びに注目の会社です。
残念ながらカツオのタタキを撮り忘れました。。。
2008年03月19日(水)更新
三石玲子さんを読み返す
今日の「うりうり教習所」で優秀実践者を表彰するコンベンション。
基調講演をさせていただき、久しぶりに三石玲子さんのページを紹介しました。
M&M研究所
http://www.m-m.co.jp/
三石さんは評論家として消費者視点から常に切れ味鋭い言葉で
ECを批評されながらも、
ECショップさん達には深い愛情をお持ちの方で
多くの創生期のショップさんの憧れの存在でした。
弊社でも一度講演を行っていただいたことがありますし、
静岡で日本経済新聞の講演でご一緒したのも良い思い出です。
2003年にお亡くなりになった時には大きな喪失感がありました。
また、私がネットビジネスで初めてお会いした別の方も同時期に亡くなり、
「私はこのまま同じように仕事していると、同じ結果になるかも」と
強制的に半年日本から離れる生活を始めたきっかけでもありました。
三石さんが亡くなったときにある方から
弊社で追悼イベントやらないの?と言われましたが
何回か三石さんにお会いしている私は
皆さんがイベントで盛り上がる中で三石さんの精神が
置いて行かれそうな気がしてやりませんでした。
その時、3年経ったらまた三石さんが取り上げられるときが
来るだろうと言っていました。
5年経った今、ようやく多くのショップさんが
三石さんのおっしゃったことを理解する時が来たように思います。
今でこそ実行しようと意識されてきた
「ライフタイムバリュー」「One to One」の概念。
この1997年の記事に、既にもっと先を行ったことが書かれています。
One to Oneとは何か
http://www.m-m.co.jp/report/report_C207.html
改めてここに戻って読み返してみたいと思います。
ECに大きな指針を今も残してくれている三石さんに感謝いたします。
2008年03月18日(火)更新
実店舗からECを考える:アップルストア
圧倒的な存在感のあるアップルストア。
Mac使いの私は心斎橋に行くと必ずアップルストアに足を運びます。
アップルストアに行くと考えさせられます。
何故って、これだけ一等地を贅沢に使っているショップは
なかなかないからです。
店内は商品は少しで通路ばかり。
通常、家電量販店には所狭しと商品が並べられており、
各機種を1台づつで全てを比較できるようになっていますが
アップルストアは広々と歩ける通路で、
しかも一つの島に同じ商品が何台も並べられています。
品数が少ないと言えばその通りでしょうが、
それでしたらもっと小さい店でもいいのでは?とも思うのですが
アップルは恐らくこのショップ自体で売上を上げるということは
考えていないのでしょうね。売上はこの店をきっかけにECで立てるのでしょう。
ここで提供しているのは「体験」。
話題の世界一の薄いノートパソコン「MacBook Air」も
iPod Touch もいつ行っても思う存分体験できます。
しかしここで購入して重い荷物をわざわざ持ち帰る確率は高くなく、
帰ったらネットのアップルストアで各種付属品を揃えながら
自宅に届くのを待つことが多いです。
今後、ネットで買われることを前提にした
実店舗作りが進んで行くのではないか。。。
ということを、アップルストアは考えさせてくれます。
また、実店舗で買われることを前提としたネット店も
多数出てきそうな気配を感じます。
ネットでの売上いくら? っていう話が
あまり意味がなくなることも増えるのでしょうか。
OSMCはECから広がる事業の可能性を研究しつくしたいと考えます。
2008年03月14日(金)更新
ブログの弱点から気づくECの必須条件
Time Capsuleでバックアップを手軽に。
無線で手軽にバックアップできるTime Capsuleが届いたので、
メインマシンをバックアップしながらサブマシンで書き込みしています。
バックアップが大きく進化 Time Capsule
http://www.apple.com/jp/timecapsule/
さて、ブログは便利なんですが大きな落とし穴があります。
それは多くの方が管理画面だけで記事を書いているので
万一サーバーにトラブルがあった場合にコンテンツが手元に残っていないこと!
当然のことながら復旧できません。
これはWeb2.0と言われたASP系のサービス利用の全般に
言えることですが、コンテンツを確保していないことは
ネットを事業としてやっている者にとっては致命傷となります。
経営者会報ブログのお仲間の皆さん、是非管理画面から定期的に
「記事の書き出し」を行っておきましょうね(^-^)
お店をやっていたら「自社のお客様リスト」を持っているのは
当然と皆さんは考えていると思いますが。。。
実はモールだけに出店していると、お客様リストってモールのもの。
退店してしまうと使えないんですよね。
借りたお客様、借りたコンテンツ、借りた商品ではなく、
自社のお客様、自社のコンテンツ、自社の商品。
入口を増やすためにモール出店は積極的に活用するとしても、
どこかでこの3つ押さえておくことが強いEC事業の必須条件です。
2008年03月12日(水)更新
ECの参入ハードルは高くなったが。。。
昨日に引き続き「うりうり教習所」。
本日は立ち上げ支援のベーシックコースです。
うりうり教習所が始まった2001年は、半数の方が受講後開店していましたが、
現在は10%程度かな? そのくらいECの参入障壁は高くなってきています。
それはそうでしょう、デザインやシステムがレベルアップして
数ヶ月程度の勉強では先行ショップにそうそう追いつけなく
なっているのは事実です。
私は良い商品を持っていながらEC参入をあきらめてしまう方が
多くなってしまっている現状を残念に思っていました。
それが弊社OSMCでもECを勉強する気のある方は誰でも入れる
「ビギナーコース」を設けた理由です。
ECの底上げを真剣に実行していきたいとの思いが日々高まっています。
参入のハードルは高いですがその中でも、
・「お客様像の明確化」
知り合いの名前が出てくるくらい個人レベルに落とし込む
・「ショップコンセプト」
そのお客様にどのような価値を生み出すのか
この2つをしっかりできたショップはまだまだチャンスがあります。
今回も多くの可能性を秘めた方々が卒業されました。
連日のくす玉、本日の優秀者は「足袋っ子」の藤野さん。
教習所を出るとこれからが本番の路上運転になります。
大きな可能性を開かれることを期待しております!
2008年03月11日(火)更新
「うりうり教習所」を全国でやりたい!
うりうり教習所は、2001年から行われている
大阪市主催のネットショップの繁盛支援講座です。
私は立ち上げからプロデューサー&講師として関与させていただき、
ベーシックコースとアドバンスコースを合わせて
現在まで数百人の卒業生を輩出することができました。
今日は全4回講座のアドバンスコースの最終講義。
まだまだ売上はこれからというショップから
月商1億円まで達成しているショップまであって
指導する側は難しい講義でしたが、
皆さん方の成果が徐々に上がっていくと
本当にやりがいを感じます!
最終講義で終了写真。とても雰囲気が良さそうでしょ?
この講座の特長は、受講者・講師陣の頑張りも去ることながら
事務局の徹底したフォロー体制で楽しく受講できることです。
今回も事務局の橋和田さんは、
ある時は課題提出のために受講生のお尻を叩き、
ある時は精一杯の演出で受講生をお祝いしたりして、
講師にはできないサポートをしていただきました。
ありがとうございます!
優秀受講者、「綺麗印影」の野田さんにくす玉のお祝い。
最終講義が終わったからと言っても安心はできません。
皆さん方の本番はこれからです!
実は某ショップで Internet Explorer6 のブラウザでは受注が出来たが
Firefox や Internet Explorer7 では受注ができないことが今になって判明!
既に実績を上げているショップだったので、
この発見だけで売上は少なくとも10~20%はアップするでしょう。
こんな発見ができるのも連続実践講座ならではです。
大阪だけでなく各地で「うりうり教習所」をやりたいです!
2008年03月10日(月)更新
「ブルーオーシャン戦略」の矛盾
本日は3ヶ月で月商100万を達成できる初心者EC講座
「トンゼミ」の大阪ガイダンスセミナーを共催しました。
講師のトントンこと中谷昌弘さんは、初心者ショップを育て上げる名人です。
中でも「競争のない世界」を創造し、ショップコンセプトを磨き上げる
丸6日間の実践セミナーは、多くのネットショップに夢を与えています。
競争のない世界を創造するマーケティングは、
通称「ブルーオーシャン戦略」と言われています。
。。。しかし、よく考えるとこの用語はオカシイ?!
だって、競争のない世界を創り出すというは
戦わなくていいということ。
なのに「戦略」って?
まだ過去のマーケティングにとらわれている訳語なのでしょうね。
私の事業はそもそもブルーオーシャン的にやってきたようなので、
もともと戦略って言葉が好きではありませんでしたけど、
少しづつ「戦略」って用語は時代遅れになってきそうな気がします。
環境問題が叫ばれる世界の流れで「共存共栄」のマインドが
じわじわ浸透している中で、実際に昨年から繁盛しているのは
ブルーオーシャンを創造したショップがほとんどです。
トントンさんはあなたを血みどろのレッドオーシャンから救い出し、
ブルーオーシャンを開きます。過当競争、価格競争に悩む方は
是非受講されることをおすすめします。
トンゼミの概要・お申込はこちら
船場センタービルってどうなっているかな?と入ると改装された一角が。
ということで、船場女将小路の沖縄そばと沖縄カレーを頂きました。
沖縄カレーはスミイカ入りということで、意外な美味。
世界中のECの可能性を開きたいOSMC
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【ブログピックアップ】こきょう 森本繁生さん
from 経営者会報ブログ編集部
「ブログピックアップ」では、 経営者のみなさんの書かれたブログの中から、 お薦めのブログをご紹介しています。 今回のお薦めブログは こきょうの森本繁生さんです。 * ...
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