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2011年03月14日(月)更新

弊社の東日本大震災に対する行動指針

株式会社こきょうの森本繁生です。

現在ネットショップ全国会員制勉強会
オンラインショップマスターズクラブでは、

ネット商人としてこれまで以上に
しっかりお客様の価値を創造して営業していこう!
そして世界中に勇気を与えよう!という機運が高まっており、
本当に参加されている会員様に感謝しております。

我々が元気に営業することによって世界中に勇気を与えます!


今回の地震に際し、ようやくネットを使う者として
どんなことができそうかが自分なりにまとめられてきました。
それを弊社の行動指針としてまとめてみました。

それぞれにお立場と得意なことがあられると思いますので
これはあくまで弊社の行動指針であり、押し付けではありません。
しかし、ここをご覧の方はネットが得意な方が多いと思われるので
何らかの参考になればと考えて投稿させていただきます。


☆株式会社こきょう 東日本大震災に対する行動指針
ver1.0 2011.03.14 (随時改善更新)


【大方針】

ネットで生きているものとして
ネット情報を最適に活用することによって
ひとりでも多くの命を救い、
被災者・救援関係者の方を助ける

そのために

・「一次情報」の収集と活用に努める
・必要な情報発信と共有に世界の協力を仰ぐ
・情報と物とお金が「実際に少しでも早く届く」手段を見極める


【ネットのメリット】

・世界中の全体像を見渡せる
・当事者の直接の発信情報が素早く手に入る
・繋がってさえいれば、被災者・救援関係者の方が
必要とする情報を最も早く届けられる


【そのための行動】

■一次情報の収集に努め、被災者が必要な情報を発信する
噂・事実が確認されていない情報は再配信しない

可能なかぎり、一次情報つまり被災者や救援当事者が
直接発信する情報を収集する。

・現地から発信されている情報を集めた例
被災地での給水・炊き出し・物資情報共有

それらを被災者に負担をかけない形で発信する。
現在協力できそうなことは

・安否情報
・下記に記載する早期実効性のある支援情報
・その他、早期に伝達が必要な情報
・これらをサーバーダウンが起きにくく携帯でも見やすい
GoogleやFacebookなどの手段で発信


■早期実効性のある(届く)支援を行う

寄付・物資支援は非常に貴重です。
しかしそれも被災者に必要なものが
早く届かないと意味がありません。

特に物資は余計なものを送ると必要なものを
保管する場所を邪魔したり、処分に大変な労力と
お金がかかり、第二の災害を引き起こす可能性があります。

第二の災害(Wikipedia)


また、寄付や支援が一箇所に集中すると業務がたまり
結局は届くのに時間がかかるため、複数の信頼できる
機関に分散して委ねるのが得策です。

常に「実際に届ける」ことが出来ているプロフェッショナルか、
信頼に足る機関かをウォッチしながら支援方法を
まとめていきたいと思います。

☆(寄付)お金を届けられる機関の例

クレジットカード決済も良いですが現金化に時間がかかる。
すぐに現金化できる銀行振込が推奨されます。

・ジャパンネット銀行
http://www.japannetbank.co.jp/news/general2011/110312.html

・ADRA JAPAn
http://www.adrajpn.org/

・ジャパン・プラットフォーム
http://www.japanplatform.org/top.html


☆物資を届けられる

現在、情報を収集中です。
宅配便も停止しておりますので
必要なインフラを阻害しないためにも
個人よりも都道府県などでのまとめての
支援がベターと考えます。


■冷静な海外情報源を活用する場合もある。

原発の爆発事故の映像を最初に流したのはBBCと思われます
(日本のテレビ配信よりも3~4時間早い)

BBS
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12726297

CNN
http://news.blogs.cnn.com/category/world/japan/2011-tsunami/


これから弊社勉強会の準備をして仕事をしっかりこなすとともに
大震災関係の情報発信サイトの制作にもとりかかります。


株式会社こきょう 代表取締役
森本繁生

2011年02月25日(金)更新

Evernoteで紙の講義録がゼロに

evernote
検索をかけると、画像の中の文字も認識してしまう!


最近、手放せない!という方が多くなった
クラウド式のノート(写真メモ、動画メモ)Evernote
無料でもほぼ不自由ない機能ですが、あまりの便利さに
私は最近有料プレミアムアカウントにアップグレードしました。

最近の私のコミュニティやブログの文章は
全てEvernoteに書いており、
Macから書いた文章を「同期」ボタンを押して
Evernoteのサーバーにアップ。

あとは外出先からMacでもWindowsでもiPhoneでも
Evernoteのアプリやウェブサイトで全てのメモが
閲覧・編集可能です。

だからデスクである程度書いておいて、
外出先でちょっと思いついたら修正する、
という作業を繰り返しています。

毎月5ドルのプレミアムアカウントであれば
ローカルにもきちんとデータが残るので
ブログのようにサーバーが飛んだら
手元にデータがない、なんてこともありません。


Evernoteは最近、講義録保存に大活躍しています。

私はそもそもほとんどメモを取る習慣がありません。
話を聞いているときは音声・言葉以上に
表情や雰囲気を大事にしたいからです。

しかし、やっぱり同時にメモを取れたら
「あれ何だったかな?」ということは減るのは事実。

そこで、iPhoneのEvernoteのアプリを起動させて
「スナップショット」でレジメを全部撮ります。
そのままEvernoteのサーバーにアップ。

モバイルで繋がったMacBook Airで同期をすると
その場でプロジェクターに映った文字を
認識・検索対象にしてくれるメモができあがります。

あとは自分の「気づき」を書き足して
「◯◯セミナー」などとメモをまとめて
タグ付けしておけばOK。


デジカメからも、無線通信に対応したSDカード、
Eye-fiを使えば、撮った写真を次々に
Evernoteにアップできます。

Pro X2のカードなら無線LANがないところでもアドホック接続で
直接無線でノートPCに落とせるようになっています。


同じセミナーを受けるならば、
その効果を最大限にしたいものですね。
またEvernote回りのことは書いていきます。


2011年01月23日(日)更新

MacBook Pro 15inch をSSDに換装計画

MacBookたち

起動10秒のMacBook Airを使ってから、
自宅のデスクトップで使っているMacBook Proが
どうにもモッサリとしていてたまらなくなってきたので
こちらもSSDに換装する計画を断行。

この記事を参考に

・現在の320GBのHDD → 160GBのSSDに換装
・DVDドライブを取り外して「OptiBay」を装着、
 ここに750GBのHDDをセット

システムはSSDに入れて、
iPhotoやiTunesなどのデータはHDDに入れる予定。
さて、デスクトップも無事に快適10秒起動となるか?

2011年01月18日(火)更新

ある中華料理屋さんの速さの秘密

中華料理店にて


昨日、中華料理屋のOさんと話していました。


私:「年末年始は料理人さんが倒れて大変だったようですね。」
O:「はい、1人いないと休みがなくなりますからね。」

私:「何人でやっているのですか?」
O:「5人です。人の補充はうちは結構難しいんですよ。
   他の店とやり方がちょっと違うので、
   昔の料理人は付いてこれない。」

私:「それは他店と違う前衛的な仕組みになっているってこと?」
O:「それほどでもないですが。。。
   普通のレストランは切る、料理する、盛りつけるなどの
   人と場所などが分かれているのですが、
   うちは料理人ひとりひとりが最初から最後までやるんです。」


ちょうど昨日、TOC(制約理論)を学んでいた私はピンと来ました。


私:「へ~! それじゃOさんの店は料理が出てくるのが
   劇的に早いんではないですか?」
O:「はい、他店の3倍の速さです。ランチに3回転しますからね。」

私:「どなたがその仕組みを始めたのですか?」
O:「ウチの親父です。そもそもは厨房が小さいから
   始めたことなんですが。」



一般的にはまとめ作業をやった方が効率的と考えられています。

しかしそれぞれの工程で分業してまとめてやるよりも、
実は一人一人が最初から最後まで連続して作った方が
待ち時間がトータルで短くなり、お客様の前に早く出せる

= 売上・利益が上がって仕事が溜まらない。

その実践が「厨房が小さいから」できたことであれば、
逆に言うと業績を伸ばすには厨房を意識して小さくすればいい
ということになる。

そうすると客席も増えるから更に利益が上がるかも?
ますます面白い。


まとめ作業よりも移動回数を増やすほうが速度は早いということを
科学的に証明しているのがTOC。

このような、今までの思い込みを覆す理論をうまく使って
ネットショップにも多い「仕事が山積み」状態を
少しでも解消出来ればと思います。


2011年01月09日(日)更新

一次情報を丹念に集めながらも

松山城
今日の松山城の空は最高に青かった!


以前から、ネットショップのセミナーで私は

・オリジナルの商品またはサービス
・オリジナルのコンテンツ
・オリジナルのお客様

この3つを持てるように頑張ろう!と言い続けてきました。


自社で開発した商品、あるいは仕入れ商品でも独自のサービスを
付与した商品が、お客様に受け入れられれば強い。

メーカーの説明文をそのまま掲載したような
誰でも書けるコンテンツではなく、
自分の経験と思考で精魂込めて書いた、
撮影したコンテンツは強い。

モールの借り物のお客様ではなく、
自社で集客して出会ってきたお客様を持てると、
そう簡単には潰れない。


そしてそのために「一次情報」を取ろうと言い続けてきました。

・一次情報:自分で見聞きした情報
・二次情報:信頼する方から得られた情報
・三次情報:噂話などソースや根拠がわからない情報

これらを「甲情報」「乙情報」「丙情報」と言う方もいます。
経営の意思決定に使えるのは丙情報までということ。

ネットをきっかけとして自分でその場所に行き、人に会う。
一次情報、二次情報を楽しく継続的にいただけることが
ネットの大きな魅力と私は考えています。


ところでこの一次情報って、考えると案外深いです。
私自身の経験から、自分で見聞きした情報の中には
「確定的客観的事実」と「言葉に出来ない暗黙知」がある。

私は心理学出身なので、

・そこにある現実の大きさと、心に映る大きさは違う

という場面を人よりもよく感じるようです。


例えばある商品が100円でで売られていたとします。
これは確定的客観的事実。

しかし、それが人々の心の中にどのくらいの大きさで
映っているのかは数値化したり言語化したりしにくい。

その商品が何であるか。例えば飲料なのか果物なのかお菓子なのか。
それがどこで売られているのか。デパートなのかコンビニなのか
はたまた屋台なのか。また、その店のどの位置で売られているのか。
それによって心理的大きさは違ってくるはず。

ある程度の測定はできるかも知れませんが、
全ての状況に置いて測定しているヒマは実際にはないはず。
テストマーケティングするにしても資金や時間の限界があるはず。

だからどんなに客観的情報を集めたつもりでも
意思決定の最後の何割かは「直感」「感性」の部分が残るのです。


一次情報を一生懸命集めながら、それだけに固執しすぎることなく。
直感や感性を磨きながら、それに偏ることなく。

こういう境地ってなかなか難しいかも知れませんが
目指す価値はあるなと考えています。


2011年01月04日(火)更新

理解は後、まずシンプルに成果。

在庫管理
社内で在庫を見ている人って、案外いない。


ネットショップでも昨今の時流において、
最も大切な「資金繰り」に直結する「在庫」が
経営者の意識に上る機会が多くなっています。

売れる商品がたくさんあり、売れない商品はないのが理想。
しかし現実には売れない商品の在庫ばかりある!

こんなネットショップの悩みを解決しようと、
最近では製造業に学ぶことが多くなっています。
そこで、ザ・ゴールで有名なTOC(制約理論)を
勉強することにしました。

私自身もTOCの講座を昨年受講しに行き、
これは今のネットショップに必要!と感じた私は
その場で講師のソフトパワー研究所の清水信博氏に
神戸での講座開催を交渉・依頼、1/15~16で
実現する運びになりました。


その清水氏から本日
「資料とTOCゲーム実習のルールを
現実経営にもっとすぐ使えるようにバージョンアップした」
とのご連絡を頂きました。

進化するTOCの即効性は目を見張るものがあり、
「最短では1週間で利益体質になり、実際利益が出た」ということも。
「理解は後で良い、まず成果。」ともおっしゃいます


清水氏は以前より、

「環境整備をすれば、実は少ない情報で経営判断ができる」

とおっしゃっています。
これを聞いて私は昨年の阪本啓一さん言葉を思い出しました。

「人はどこまで賢くならないといけないのか」

JALとか銀行とか大企業が倒産したのは、
経営者が「頭悪かった」からか?
いやいや、とても頭の良い人達だったはず。

しかし、考え抜いた後にシンプルな方針に
到達できなかったのが悲劇だったのかも知れない。


意識的にやっていることは、まだ血肉となっていない。
無意識にできることこそ実力。
シンプルになるために、今日も学び、精進。


7年前のバージョンアップ前のTOC講座内容の詳細なレポート
http://spken.cocolog-nifty.com/genkou/2005/07/toc_a87a.html

清水さんの講座:1/15~16 TOC(制約理論)神戸公開コース
http://ht.ly/3v3ZL


オンラインショップマスターズクラブのfacebookファンページができました!
http://www.facebook.com/osmcjp


2011年01月02日(日)更新

4年かかった「コンテンツを持ち歩く」予測

m2tv
iPhoneに簡単ダビングしたテレビ番組、これで移動中も好きな番組が観れます。


2007年1月、最初のiPhoneが発売された時、私は

・すぐにスマートフォンの時代が来る
・コンテンツを持ち歩く時代が来る

と感じて、アメリカまでまじめにiPhoneを買いに行くつもりでした。

いろいろ調べるとどうやっても日本では電話機能が
実用的ではないことがわかり、日本発売まで購入を
待つことになりました。。。

2008年7月、日本での初めてのiPhone発売日は
帯広に出張でしたので、空港に着くやいなや
タクシーに飛び乗り、7番の番号札をゲット。

表参道のソフトバンクショップの大混雑の様子を
ショップのテレビで同じく順番待ちのおじさんと見ながら、
「都会は大変やなあ」と笑い合っていたのを覚えています。


当時、勉強会でも「すぐにスマートフォンが来る」と言い、
Youtubeを見ながら「ユーザーコンテンツをテレビで見る
ようになる」と言っていましたが、2011年の今になって
ようやくそれが現実的・一般的になってきたと感じます。

まずApple TVの購入。Youtubeの面白い動画をお気に入りに
入れておけば、寝室のテレビで夫婦で楽しむことができます。
多くはペットや笑える動画ですね。

あと、AirPlayでiPhoneから出張時に撮影した画像や動画を
テレビに映して、全国各地で見てきたこと、体験してきた
ことを共有することができます。

また、大掃除の時に書斎の環境整備をしていると、
MacのUSB地デジチューナー「m2tv」が
iPhoneへのダビングを実現していることを知りました。

普段録画してはいるけどもなかなか自宅でゆっくり見れない
「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」などのビジネス番組を
録画予約して、これからは手軽に移動中に見る予定です。

あ、知り合いがテレビに出ると聞いたら
Teamviewerの遠隔操作で録画予約も可能にしました。


4年かかってようやく2007年の勉強会で言っていたことが
実現されてきたわけですが、この状況に私は複雑な心境でした。

勉強会やセミナーで効果が出やすいのは「半歩先」を伝えること。
4年も先のことを予測したとしても、それを伝えることは
果たしてセミナーとして良かったのだろうか。

しかし、最近はこう考えるようになりました。

少人数に実践講座なら参加者のスキルに合わせて半歩先を
行くことが大事であるが、

多人数のステージがバラバラなセミナーで私が話す場合は、
やはり細々とした戦術ではなく、それらをやるかやらないかを
決定できる「大方針」を見い出すための先々の予測や
情報をお知らせする、と決めました。

昨年は経営学の勉強で多少ネットに遅れた部分がありますが
これからネットを見まくって、ショップの現場に行きまくって
特急で先に進んで行きますので、よろしくお願いします(^-^)

2011年01月01日(土)更新

ネットの3つのステージ 2011年 年頭のご挨拶

皆様


あけましておめでとうございます!
今年もまた大いなる可能性が開ける1年が始まりました。
皆様方お元気にお過ごしでしょうか。


昨年はほとんどの土日を経営の勉強に当てたこともあり
起業してから14年で最も時間の足りない年でした。
その修業も一段落し、心身ともに大きな生まれ変わりが
起こりそうな予感がしております。

2011年という年は私のとっては第二創業の年。
「インターネット」という大きな視点に立ってみても
第二ステージに来ると考えています。


1995年にインターネットに初めて触れて以来、
私は一貫してメールの署名に書いてきた言葉があります。

「一人でもインターネットやっててよかった!
と言っていただけるのが最大の喜びです」

これは、平凡なサラリーマンだった私が1通のメールから
多くの人と出会うことによって自分の可能性を拡大でき、

世界中の皆様方に支えられて生きている自身の経験を
一人でもたくさんの人に伝えたいという
変わらぬ気持ちを表現しております。

15年が過ぎた今、株式会社こきょうは改めて
今から述べますように50年先を見据えて、
「インターネットやってて良かった!と言う人を増やす」
を経営理念として事業を再構築していきます。


私は、インターネットは10年~15年単位で
次のような3つのステージで発展していくと考えています。

1.ネットで自分の可能性を最大化する
2.ネットで拡大した自分の可能性をリアルにフィードバック
3.ネットとリアルの調和

ネットを生業とする私は、幸いにして1の
「ネットで自分の可能性を最大化する」というステージを
誰よりも早く体験させていただいたと感謝しております。

ウェブ & メールで世界の素晴らしい方々と知り合い、
それをきっかけとして直接会いに行くことを続け、
15年前には想像もつかなかったネットワークを
築くことができました。


その後時代は流れ、ほとんどの人の手のひらにネットがある時代。
そしてブログやソーシャル・ネットワークの発展で
誰もが自分のウェブが手軽に持て、発信が容易になり
メール・メッセージが普通にやりとりされるようになりました。

誰でも一歩心を踏み出せば
「ネットで自分の可能性を拡大できる」環境が整い、
自分のコミュニティをも構築できるようになりました。


さて、第1ステージが一般的なものになってきた後
何が起こるのでしょうか。

ネットで時間と空間の制約を超えて拡大した自己の可能性は
リアルでの制約条件とのギャップを感じ始め、
リアルでも固定観念を脱して可能性を拡大しようとし始めます。

OSMCでも「ネットショップというのとはちょっと違ってきた」
「今年はリアルの方で頑張る」という声が聞かれるのは
そのような第2ステージが一般的に始まってきたと私は考えます。


だからと言ってネットを軽視するわけではありません。
ネットは「前提」「標準装備」となったのです。

リアルでのお客様やパートナーとの出会いを作る =
自己の可能性を広げる、そのためのきっかけ作りや
データを多くの人と蓄積する集合知やその共有において
やはりネットは大きな可能性を持っており、

さらにリアルで信頼関係を維持するにも
ネットはな重要な役割を担っています。


リアルに自分の可能性をフィードバックしはじめた人々は
今後10~15年間、ネット上だけでなく心理的にも物理的にも
どんどん「国境」「地域」「会社」などの枠組みを塗り替え始め、

人間ひとりひとりがどのようなネットワークを構築しているか
という「ネットワークマップ」が、地理上の地図と同じくらい
重要なものとなってくるでしょう。


一方、ネットショップ・ネットビジネスの世界では
お客様がネットでアクションを起こすまでの
「心理学・現象学」と

お客様がネットでアクションを起こした後の
「データを元にした再現可能な数学・科学」の
2方向で知識が体系付けられていくと考えます。

その第2ステージを過ぎた後はどうなるのでしょうか。

未来の予測ですからこれはあくまで私見ですが
人間はそれぞれ世界的に可能性を広げた
「ネットの世界」と「リアルの世界」の間の乖離を
調和させようとすると考えています。

ともすればネット、コンピューターに使われる、
ともすればネットから溢れ出る情報と戦うという
感覚を肥大させている人間が、
それらとうまく付き合う成熟した術を
常識や教育、そして文化として広げ始める。

ネットビジネスにおいても、心理学・現象学と数学・科学の
それぞれの境界を埋め、三位一体とする何かが求められてくる。

それは何かと言うと、平たく言うと最終的には
人間ひとりひとりの価値観・世界観、
もしくはそれらが集合して作る文化ではないかと思うのです。


しかし、それらを構築するには今はまだ
ネットの世界はまだあまりにも新しすぎ、
人類はまだそれを自分に中に受け入れきれていない。

世界がネットの可能性の拡大を一般的なものにするのに、
ネットに慣れるのに約15年かかった。

次のステージ、つまりネットを前提とした
リアルでの大きな人間の行動の変化に慣れるのも
15年ほどかかるでしょう。

そしてようやくネットとリアルが調和し始めた世代に
生まれた子供が成長していく頃、
つまり50年くらい後になるでしょうか、
そこで初めてネットが一般的なものになったと言えるでしょう。


確かにリアルがあってこそネットがある。
ネットをただのツールと見てしまうのは簡単。

しかし人間が実際に見ているもの、生きている世界は
もはやリアルよりもネットの方が多い人も増えている。
激動するリアルも、膨張するネットも、
すでに人間に取っては現実である。


このような50年先くらいのビジョンを持って私は改めて
「インターネットやってて良かった!という人を増やす」
ということに生涯取り組んでいこうと決めることができました。


2011年は昨年の修行を生かして、改めて
OSMCのサービスを始め、株式会社こきょうの事業を
「丁寧に」再構築していきたいと思います。

OSMC会員クローズドコミュニティの
「Facebookグループ支店」の活用など、
年明け早々から新たな試みが始まっていきます。

今年もネットでの可能性の拡大を忘れずに、
リアルで皆様方と会い続け、

インターネットやってて良かった!と
一人でも多くの人に言っていただけるように精進致します。


本年もどうぞよろしくお願いします。


2011年1月1日

株式会社こきょう 代表取締役
オンラインショップマスターズクラブ 会長
森本繁生

2010年09月08日(水)更新

上澤梅太郎商店 創業350年、常にチャレンジ。

上澤梅太郎商店さん


収穫の多かった日光レポートの続き。
「日光みそのたまり漬け」上澤梅太郎商店さんに
グルメミートワールド田村さんと共にお邪魔しました。


上澤梅太郎商店 看板


そもそも上澤さんとのご縁は葉山で初めてお会いした時に
「栃木のイベリコ豚のネット販売で超有名なネットショップと
 組んで、味噌汁を開発している」と仰ったのが始まり。

「それって、グルメミートワールドの田村さんですか?」
「そうですそうです!」

弊社勉強会OSMCの最古参の会員様とこんなところで繋がる。
早速田村さんに連絡取って、日光に行くことを伝えて
一緒に訪問させてもらいました。


上澤梅太郎商店 店内
整然とたまり漬けが並べられた店内は、試食もしやすい雰囲気(^-^)


レシピ
たまり漬けを初めて見る関西人には、レシピはありがたい。


ここの凄いところは、350年の伝統を守りながらも
常に新しい商品開発に取り組んでいること。

スペインの豚の脂身と日光の味噌汁と合わせるなど、
型にまったくハマらないアイデアを出されます。

田村さんにもわざわざ手紙を書いてアポイントを取ったとか。
伝統にあぐらをかかない謙虚な姿勢も失わない。

さらにネットではTwitterツイモール出店など
新しいものにも積極的にチャレンジ。ブログも毎日更新。


日光MG
上澤さん主催研修「日光MG」にも参加させていただきました。

上澤卓哉氏
社長の上澤卓哉氏は、大胆な行動力と繊細なお気遣いを合わせ持った方。


半年に1回、社員全員参加の日光MGも主催されて
スタッフとの共通言語の構築と
全員経営への教育にも力を入れる。

その結果、全ての商品で前年同月実績を上回っており、
社員旅行は最近は毎年海外旅行。
スタッフさんも人間的に素晴らしい思いやりを感じる方々に
成長されています。

久しぶりに「こうありたい」と憧れるお店を見ました。
青森産にんにくやらっきょうのたまり漬けは、
もちろん我が家のご飯のおともに加わっています(^-^)


→ 上澤梅太郎商店さんはこちら

2010年09月06日(月)更新

日光のネット界は静かに熱い。

グルメミートワールド様

先週、生まれて初めて日光を訪問。
弊社ネットショップ勉強会OSMCでも
最も古い会員様の一人である
グルメミートワールドさんをお訪ねしました。

田村さんは10年くらい前の大阪市のうりうり教習所
アドバンスコースの1期生として、毎月日光から
大阪に通っていただいていました。
今や栃木県を背負って立つショップ。本当に嬉しいです。


グルメミートワールド様社内

田村さんの柔和な人柄でもって
ご両親、奥様、妹の伊藤さんを中心にした
一致団結したチームで運営されています。

実は田村さんは5年くらい前からシステム構築に苦労されていて
「いつ見に行けますか?」「いや、もうちょっと。。。」
という状態が続いていました。

まだまだ未完成とおっしゃいますがようやく
考えているシステムができあがりつつあるようです。


システム

詳しくはお見せできませんが、ブラウザでサイト構築や
受注管理ができるのはもちろんのこと、
注文時に重量が決まっていない「不定貫」に対応するシステムは
ジビエを扱う肉屋さんならでは。

また在庫数管理と同時に自社の倉庫に対応した
在庫場所も管理しておくことで、アマゾンのように
倉庫の住所番地でのピッキングがスムーズに行えます。

他にも常温・冷蔵・冷凍の温度帯管理などの
様々な工夫を見るにつけ、今後チームで運営する
ネットショップは、最も難しい投資と言われる
システム投資に向けて資金力をつけておく必要あり、
とイメージできました。


生ハム

生ハムって見た目よりずっしりと重たい!

あ、そうそう、久しぶりに私をご覧いただく方、
私は前回のブログ更新時より体質改善により13キロほど減量しています(^-^)
服のサイズはLLからMになりました。


チョリソー

チョリソーってこんなに太かったんだ?


イベリコ豚ベーコン

でた、イベリコ豚のベーコン。
切り口はほとんど脂肪?!
しかし、脂肪がうまいというのはもちろんいい豚。


日光東照宮

日光東照宮の見物にも連れていってもらいました。


Web日光のメンバーさん

夜はWeb日光の皆様13名と交流会!

レストランのPCを使って全員の事業に対してコメント。
皆さん週2回集まって夜明けまでやっているという
全国でもまれに見る熱心な会です。

県から助成金も得て法人化するというということ。
ネットショップ地域勉強会として大注目です。
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会社概要

創業:1997年6月1日 正社員2名 詳細は会社サイトで

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個人プロフィール

 人の可能性をその人よりも深く信じています。 ネットを通じて人の可能性を最大化することが大きな喜びです。1966年4月4日 大阪市生まれ。1990年      京都大学教育学部教育心理学科卒。1996年9月    個人ページ「電脳乞食 Internet Beggar」が日経ネットナビ         ...

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