森本繁生のEC道 | 経営者会報 (社長ブログ)
日本のネットショップを縁の繋がりで元気にする!
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本日は大阪で船井総合研究所の藤崎泰造さんをお招きして
マーチャンダイジング(MD、商品計画)実践基礎講座を、ナチュラムさんとの共催で開催しました。
(同内容の講座は3月26日に東京で開催します!)
インターネットでの購買が当たり前になるにつれて
ECのライバルはECの中だけでなく、実店舗やカタログ通販、
テレビ通販などほぼ全てのチャネルになってきました。
改めて市場全体を見渡した商品力の強化が必要です。
物販としては当たり前のことなのですが、ECは参入が簡単だったため、
これをせずに事業を始めてしまったショップが多いのが事実。
今回の講座では改めて、そもそも商品力をつけるための
前提条件をほとんどのショップがクリアしていないことが
実感されてしまいました。
「分類別売上予算を立てていますか?」
「全体の売上予算だけだったら、MDもへったくれもありません」
「誰に何をどうやって売るかという計画あってこそのMD」
言われてみればその通りなんですが、
ほとんどのECショップがやっていない現実に
私も非常に危機感を感じました。
講座前に藤崎泰造氏と。
具体的な実践のノウハウは藤崎さんにお聞きするとして、
ECショップはこの半年くらいの間に
本当に自分の商品力を一番にしようと
決意する必要があると思います!
3/26東京 マーチャンダイジング講座のご参加はこちら
野菜直売所の大根は全部に生産者の名前が書かれています。
食の安全性が叫ばれる中、私の中で農業に関する関心がますます高まっています。
絶好の行楽日和の今日は、貸し農園もやっているという近くの野菜直売所に。
「今日は農園について分かる人がいませんので~」
残念、また電話で聞いてみましょう。
いつ農園について分かる人がいるか、なども
やっぱりネットには載ってないです。
これも田舎らしさ?と思ってそこの畑で生産された野菜を
いっぱい買って帰ってきました。
普段スーパーで野菜の値段を気にすることは少ないのですが
後で行ったスーパーに比べるとやっぱり圧倒的に安い。。。
ますます自分で作りたい欲求が高まってきます。
近くの市民農園について電話でいろいろ聞いてみました。
ほとんどがウェイティングリストで数年待ちってことです(T_T)
趣味レベルの農業って人気出てきてるんですね。
これは近くの畑やJAに行って遊休になって困っている
農地を直接借りる交渉をした方がいいのかな?
まずは地道に近くの農業関係の方々に聞いていきます。
食料についてもっと考えるために、
まず根本のどうやって作られるかを
自分で少しでも体験することから始めてみようと思います。
Time Capsuleでバックアップを手軽に。
無線で手軽にバックアップできるTime Capsuleが届いたので、
メインマシンをバックアップしながらサブマシンで書き込みしています。
バックアップが大きく進化 Time Capsule
http://www.apple.com/jp/timecapsule/
さて、ブログは便利なんですが大きな落とし穴があります。
それは多くの方が管理画面だけで記事を書いているので
万一サーバーにトラブルがあった場合にコンテンツが手元に残っていないこと!
当然のことながら復旧できません。
これはWeb2.0と言われたASP系のサービス利用の全般に
言えることですが、コンテンツを確保していないことは
ネットを事業としてやっている者にとっては致命傷となります。
経営者会報ブログのお仲間の皆さん、是非管理画面から定期的に
「記事の書き出し」を行っておきましょうね(^-^)
お店をやっていたら「自社のお客様リスト」を持っているのは
当然と皆さんは考えていると思いますが。。。
実はモールだけに出店していると、お客様リストってモールのもの。
退店してしまうと使えないんですよね。
借りたお客様、借りたコンテンツ、借りた商品ではなく、
自社のお客様、自社のコンテンツ、自社の商品。
入口を増やすためにモール出店は積極的に活用するとしても、
どこかでこの3つ押さえておくことが強いEC事業の必須条件です。
昨日に引き続き「うりうり教習所」。
本日は立ち上げ支援のベーシックコースです。
うりうり教習所が始まった2001年は、半数の方が受講後開店していましたが、
現在は10%程度かな? そのくらいECの参入障壁は高くなってきています。
それはそうでしょう、デザインやシステムがレベルアップして
数ヶ月程度の勉強では先行ショップにそうそう追いつけなく
なっているのは事実です。
私は良い商品を持っていながらEC参入をあきらめてしまう方が
多くなってしまっている現状を残念に思っていました。
それが弊社OSMCでもECを勉強する気のある方は誰でも入れる
「ビギナーコース」を設けた理由です。
ECの底上げを真剣に実行していきたいとの思いが日々高まっています。
参入のハードルは高いですがその中でも、
・「お客様像の明確化」
知り合いの名前が出てくるくらい個人レベルに落とし込む
・「ショップコンセプト」
そのお客様にどのような価値を生み出すのか
この2つをしっかりできたショップはまだまだチャンスがあります。
今回も多くの可能性を秘めた方々が卒業されました。
連日のくす玉、本日の優秀者は「足袋っ子」の藤野さん。
教習所を出るとこれからが本番の路上運転になります。
大きな可能性を開かれることを期待しております!
うりうり教習所は、2001年から行われている
大阪市主催のネットショップの繁盛支援講座です。
私は立ち上げからプロデューサー&講師として関与させていただき、
ベーシックコースとアドバンスコースを合わせて
現在まで数百人の卒業生を輩出することができました。
今日は全4回講座のアドバンスコースの最終講義。
まだまだ売上はこれからというショップから
月商1億円まで達成しているショップまであって
指導する側は難しい講義でしたが、
皆さん方の成果が徐々に上がっていくと
本当にやりがいを感じます!
最終講義で終了写真。とても雰囲気が良さそうでしょ?
この講座の特長は、受講者・講師陣の頑張りも去ることながら
事務局の徹底したフォロー体制で楽しく受講できることです。
今回も事務局の橋和田さんは、
ある時は課題提出のために受講生のお尻を叩き、
ある時は精一杯の演出で受講生をお祝いしたりして、
講師にはできないサポートをしていただきました。
ありがとうございます!
優秀受講者、「綺麗印影」の野田さんにくす玉のお祝い。
最終講義が終わったからと言っても安心はできません。
皆さん方の本番はこれからです!
実は某ショップで Internet Explorer6 のブラウザでは受注が出来たが
Firefox や Internet Explorer7 では受注ができないことが今になって判明!
既に実績を上げているショップだったので、
この発見だけで売上は少なくとも10~20%はアップするでしょう。
こんな発見ができるのも連続実践講座ならではです。
大阪だけでなく各地で「うりうり教習所」をやりたいです!
本日は3ヶ月で月商100万を達成できる初心者EC講座
「トンゼミ」の大阪ガイダンスセミナーを共催しました。
講師のトントンこと中谷昌弘さんは、初心者ショップを育て上げる名人です。
中でも「競争のない世界」を創造し、ショップコンセプトを磨き上げる
丸6日間の実践セミナーは、多くのネットショップに夢を与えています。
競争のない世界を創造するマーケティングは、
通称「ブルーオーシャン戦略」と言われています。
。。。しかし、よく考えるとこの用語はオカシイ?!
だって、競争のない世界を創り出すというは
戦わなくていいということ。
なのに「戦略」って?
まだ過去のマーケティングにとらわれている訳語なのでしょうね。
私の事業はそもそもブルーオーシャン的にやってきたようなので、
もともと戦略って言葉が好きではありませんでしたけど、
少しづつ「戦略」って用語は時代遅れになってきそうな気がします。
環境問題が叫ばれる世界の流れで「共存共栄」のマインドが
じわじわ浸透している中で、実際に昨年から繁盛しているのは
ブルーオーシャンを創造したショップがほとんどです。
トントンさんはあなたを血みどろのレッドオーシャンから救い出し、
ブルーオーシャンを開きます。過当競争、価格競争に悩む方は
是非受講されることをおすすめします。
トンゼミの概要・お申込はこちら
船場センタービルってどうなっているかな?と入ると改装された一角が。
ということで、船場女将小路の沖縄そばと沖縄カレーを頂きました。
沖縄カレーはスミイカ入りということで、意外な美味。
世界中のECの可能性を開きたいOSMC
3月8日のOSMC関西実践会は新大阪で行われました。
講演いただいたのは山口県岩国からお越し頂いた
「こだわりキッチン プロの道具屋さん」の柴崎市郎さん。
居酒屋の店長から脱サラして、周囲にネットに詳しい方が
誰もいない地域で創生期にショップを立ち上げた苦労人です。
ECが始まった当初から多くの人が「データベースが命」と
言っていましたが、最近になってまざまざとその威力が感じられます。
今日も熱心な参加者が鋭い質問を浴びせかけました。
柴崎さんが「ファイルメーカーPRO」を使って自ら構築したデータベースは
・多店舗展開対応:
独自ドメイン店だけでなく、楽天店やYahoo!店、携帯店などの
多店舗の商品ページが一気に作成できる。
・検索エンジン対策の自動化
検索からの集客ノウハウに強い柴崎氏が、データベースにそのノウハウを
盛り込むことで、最適化されたページを自動生成。
・言うまでもなく、作業の効率化
ページ作成、メール対応、伝票打ちだし、発送などの徹底した効率化
こういうシステムって、創生期の人はあまり外注していないんです。
「効率化」と「販促」を両方出来るデータベースって
外注が可能だとしても、対応できる人はEC界でも数えるほど。
投資で最も難しいのがシステムへの投資と言われます。
これからのECの成功のツボは、この投資の成否にかかってきそうです。
柴崎さん、誠にありがとうございました!
OSMCの懇親会は7~8割の人が参加されます。ここでの本音情報が貴重だから。
ECの真髄を知りたい方は是非ご参加下さい
中道農園さんを訪問した後は、大津のネットショップさんが集まる
「ゆびきり会」で夜から講演とサイト診断をさせていただきました。
この経営者会報ブログにも書かれている村上肇さん、新保吉伸さん、寺田元さんの
3名もお越し頂きました。このブログを書くご縁を頂いた方々です。
村上さん、飲酒解禁(^-^)
本日お伝えしたかったことは「ストーリーを作る」ということ。
お客様の購買行動のイメージのしなおしが必要です。
「実店舗で見てPCで検索して、時間がなくなったので電車の中で携帯で買う」
「深夜にテレビ通販で見て、ショップチャンネルのサイトに行って、
楽天で最安値を検索してから結局実店舗で買う」
とか、ネットの位置づけが近年かなり変わってきています。
皆様方のウェブサイトがお客様に取ってどの位置にあるのか、
どの位置に持って行くのかを練り直す必要があります。
ただ、実際にサイトを診断すると現状の優先順位は
・お客様に生み出している価値を0.1秒で直感的に分かっていただく
・信頼を生み出す証拠(創業100年なら100年前の店舗写真など)
を全部出し切る
ことかな、と感じました。
左が寺田さん、中央が新保さん
熱心に聞いていただいたので皆さんすぐに
実践していただけると信じております!
ありがとうございました。
これからECを勉強される方は
OSMCビギナーコースでお待ちしています。
2008年03月17日(月)更新
商品力をつける前提条件:マーチャンダイジング基礎講座
本日は大阪で船井総合研究所の藤崎泰造さんをお招きして
マーチャンダイジング(MD、商品計画)実践基礎講座を、ナチュラムさんとの共催で開催しました。
(同内容の講座は3月26日に東京で開催します!)
インターネットでの購買が当たり前になるにつれて
ECのライバルはECの中だけでなく、実店舗やカタログ通販、
テレビ通販などほぼ全てのチャネルになってきました。
改めて市場全体を見渡した商品力の強化が必要です。
物販としては当たり前のことなのですが、ECは参入が簡単だったため、
これをせずに事業を始めてしまったショップが多いのが事実。
今回の講座では改めて、そもそも商品力をつけるための
前提条件をほとんどのショップがクリアしていないことが
実感されてしまいました。
「分類別売上予算を立てていますか?」
「全体の売上予算だけだったら、MDもへったくれもありません」
「誰に何をどうやって売るかという計画あってこそのMD」
言われてみればその通りなんですが、
ほとんどのECショップがやっていない現実に
私も非常に危機感を感じました。
講座前に藤崎泰造氏と。
具体的な実践のノウハウは藤崎さんにお聞きするとして、
ECショップはこの半年くらいの間に
本当に自分の商品力を一番にしようと
決意する必要があると思います!
3/26東京 マーチャンダイジング講座のご参加はこちら
2008年03月16日(日)更新
趣味はバードウォッチング
新保さんが
『経営者の方に趣味は?
と聞いたときに「仕事」って答える人、多くないですか?』
とお書きでしたので、私の趣味を堂々と!お答えしますと
「バードウォッチング」「デジスコ」です。
キツツキの一種「コゲラ」。クリックで動画再生。
なかなか楽しめるでしょ?
これはデジタルカメラに野鳥観察用のフィールドスコープをつけて
超望遠で撮影する「デジスコ」を使っています。
こんな装備になります。
デジスコ写真はプロはだしの写真がネット上で多数掲載されているので、
私はできるだけ動画を撮るようにしています。
鳥を見る時間は私に取って大事な時間のようです。
好きな仕事をやっていても、もちろん苦しい時も辛いときもあります。
しかしそういう時こそ視点を変えて趣味を行い、
自分を幸せで前向きな雰囲気を醸し出すようにした方が
結局は私の場合うまくいっているみたいです。
問題が問題でなくなる。。。というのかな。
問題はある前提があるから問題なのであって、
違う世界から見ると問題ではないのかも知れない。
そんなことを思わせてくれるバードウォッチングを
これからも続けていきたいと思います。
今日は自宅の書斎でうぐいすの声が聞こえました。
『経営者の方に趣味は?
と聞いたときに「仕事」って答える人、多くないですか?』
とお書きでしたので、私の趣味を堂々と!お答えしますと
「バードウォッチング」「デジスコ」です。
キツツキの一種「コゲラ」。クリックで動画再生。
なかなか楽しめるでしょ?
これはデジタルカメラに野鳥観察用のフィールドスコープをつけて
超望遠で撮影する「デジスコ」を使っています。
こんな装備になります。
デジスコ写真はプロはだしの写真がネット上で多数掲載されているので、
私はできるだけ動画を撮るようにしています。
鳥を見る時間は私に取って大事な時間のようです。
好きな仕事をやっていても、もちろん苦しい時も辛いときもあります。
しかしそういう時こそ視点を変えて趣味を行い、
自分を幸せで前向きな雰囲気を醸し出すようにした方が
結局は私の場合うまくいっているみたいです。
問題が問題でなくなる。。。というのかな。
問題はある前提があるから問題なのであって、
違う世界から見ると問題ではないのかも知れない。
そんなことを思わせてくれるバードウォッチングを
これからも続けていきたいと思います。
今日は自宅の書斎でうぐいすの声が聞こえました。
2008年03月15日(土)更新
市民農園って数年待ちなんですね
野菜直売所の大根は全部に生産者の名前が書かれています。
食の安全性が叫ばれる中、私の中で農業に関する関心がますます高まっています。
絶好の行楽日和の今日は、貸し農園もやっているという近くの野菜直売所に。
「今日は農園について分かる人がいませんので~」
残念、また電話で聞いてみましょう。
いつ農園について分かる人がいるか、なども
やっぱりネットには載ってないです。
これも田舎らしさ?と思ってそこの畑で生産された野菜を
いっぱい買って帰ってきました。
普段スーパーで野菜の値段を気にすることは少ないのですが
後で行ったスーパーに比べるとやっぱり圧倒的に安い。。。
ますます自分で作りたい欲求が高まってきます。
近くの市民農園について電話でいろいろ聞いてみました。
ほとんどがウェイティングリストで数年待ちってことです(T_T)
趣味レベルの農業って人気出てきてるんですね。
これは近くの畑やJAに行って遊休になって困っている
農地を直接借りる交渉をした方がいいのかな?
まずは地道に近くの農業関係の方々に聞いていきます。
食料についてもっと考えるために、
まず根本のどうやって作られるかを
自分で少しでも体験することから始めてみようと思います。
2008年03月14日(金)更新
ブログの弱点から気づくECの必須条件
Time Capsuleでバックアップを手軽に。
無線で手軽にバックアップできるTime Capsuleが届いたので、
メインマシンをバックアップしながらサブマシンで書き込みしています。
バックアップが大きく進化 Time Capsule
http://www.apple.com/jp/timecapsule/
さて、ブログは便利なんですが大きな落とし穴があります。
それは多くの方が管理画面だけで記事を書いているので
万一サーバーにトラブルがあった場合にコンテンツが手元に残っていないこと!
当然のことながら復旧できません。
これはWeb2.0と言われたASP系のサービス利用の全般に
言えることですが、コンテンツを確保していないことは
ネットを事業としてやっている者にとっては致命傷となります。
経営者会報ブログのお仲間の皆さん、是非管理画面から定期的に
「記事の書き出し」を行っておきましょうね(^-^)
お店をやっていたら「自社のお客様リスト」を持っているのは
当然と皆さんは考えていると思いますが。。。
実はモールだけに出店していると、お客様リストってモールのもの。
退店してしまうと使えないんですよね。
借りたお客様、借りたコンテンツ、借りた商品ではなく、
自社のお客様、自社のコンテンツ、自社の商品。
入口を増やすためにモール出店は積極的に活用するとしても、
どこかでこの3つ押さえておくことが強いEC事業の必須条件です。
2008年03月13日(木)更新
交通費と固定費は「良質の投資」になっているか?~【今月のお題】
【今月のお題】財務で一番気をつけていること
弊社では月会費やセミナー収入など主たる売上としているので
目に見える商品のように製造原価がありません。
ですから、粗利率をを見るのはあまり意味がありません。
売上から変動費を引いた「限界利益」とそこから固定費を引いた
「営業利益」の総額が私が最初に見るところです。
しかし最近は「制度会計」と「戦略会計」を分けて語られることが多いですね。
私も制度会計上の項目は違和感のあるところだけはチェックしますが、
それよりも
「交通費」と「固定費」の個々の支出が、
「良質の投資」になっているかどうか
に非常に興味があります。
「交通費」は創業当初からしっかり使うことを重視しています。
これは私の「会いたい人には地の果てまで会いに行く」という
信念に基づいています。
ネット事業者の集まりを作るからこそ、リアルでの対面が必要だと
考えて9年間全国、いや世界各地に行ってきました。
弊社のOSMCの620以上の会員様とはネットでのご縁で知り合いましたが、
90%以上の会員様に実際にお会いしています。
これが「信頼」と「安心感」を生み、事業の基盤を確固たるものにし、
なおかつ広告宣伝費を兼ねることを私は知っています。
使われているそれぞれの交通費が、新たな収益機会を作っていたか
ということを、その時々に検証します。。。と言っても
行く前に既に必ず良い投資になる!と確信している場合が多いですが。
もう一つ、これから弊社の事業が成長して行くには
「儲けるための固定費」をしっかり使うことが重要と考えています。
今月に大阪事務所を開設したこともそうですね。
これによって商談、電話、セミナー開催がスムーズに進み、
機会損失を減らすことができています。
また、ここ「経営者会報ブログ」に書くことも
大変有効な固定費の使い方であると判断しています。
この場所で得られる経営者とのご縁や、
ここで書いている信頼感が役だって
頂く仕事も増えてきていると実感しています。
デザインも経営者の集まりらしい秀逸なデザインです。
弊社スタッフもブログを一目見て
「社長のステージが上がった」と言ったほどです。
デザイナーを雇ってもなかなかそうは行きません。
ここに書くことはとても効率の良い投資なのです。
私は実は自分自身の財務よりも、
ECショップさんの財務に非常に興味があります。
最近になって、残念ながら実は多くのECショップさんが
「儲ける」ことにドンブリであることが分かってきたのです。
例えば次の表を見て下さい。ある商品の値付けを考えています。
A:3000円で100個売れると判断した場合
B:2000円で200個売れると判断した場合
C:1000円で600個売れると判断した場合
商品の原価は700円です。
この場面だけに限るとどれを選択しますか?
利益を計算すると一目瞭然ですね。
注意することはここでの原価は小学生でもわかる
「商品直接の原価」で、棚卸しなどのための
人件費などを勘案した制度会計上で言う原価とはしていません。
人件費は売上に関係なくかかるので固定費として計算します。
実は多くのショップさんが「売上」をあまりにも重視するが故に
Cのパターンを選びがちなのです。
しかし、粗利総額はどうでしょうか?
最も儲かるのはBパターンであることが分かります。
さらに、固定費として人件費を25万円取っていると、残りは?
Cパターン(安売り)で「売上達成!」として
喜んでいるショップが何と多いことか。
最も利益の出る価格付けを是非していただきたい。
利益を頂ける価値をお客様に生み出していただきたい。
通販はリピートで利益を出すことが多いですが、
それならば1回目、2回目、3回目の購買ストーリーを描いて
合計で利益が出るようにきちんと持って行くのが大切ですね。
さすがに儲かっていないことがわかると
1000円で1000個売ったらいいだろう! ということで、
寝ずに頑張るのが多くのECショップのパターン。
確かに利益は何とか出たが、常にバタバタして貧乏暇なし。。。
というショップさんが多いのが本当に悲しいのです。
一つ一つの仕事が利益を生み出すために動いているかを
考える習慣をつけることが大事ですね。
モールさんのパーティーでは売上額に応じて
ネームプレートが色分けされています。
それも売上だけを異常に意識させる原因かも知れませんが、
単に売上の多い少ないは儲かることに関係がない!
ということをしっかり理解しながら
目標達成感を味わっていただきたいと考えています。
弊社では月会費やセミナー収入など主たる売上としているので
目に見える商品のように製造原価がありません。
ですから、粗利率をを見るのはあまり意味がありません。
売上から変動費を引いた「限界利益」とそこから固定費を引いた
「営業利益」の総額が私が最初に見るところです。
しかし最近は「制度会計」と「戦略会計」を分けて語られることが多いですね。
私も制度会計上の項目は違和感のあるところだけはチェックしますが、
それよりも
「交通費」と「固定費」の個々の支出が、
「良質の投資」になっているかどうか
に非常に興味があります。
「交通費」は創業当初からしっかり使うことを重視しています。
これは私の「会いたい人には地の果てまで会いに行く」という
信念に基づいています。
ネット事業者の集まりを作るからこそ、リアルでの対面が必要だと
考えて9年間全国、いや世界各地に行ってきました。
弊社のOSMCの620以上の会員様とはネットでのご縁で知り合いましたが、
90%以上の会員様に実際にお会いしています。
これが「信頼」と「安心感」を生み、事業の基盤を確固たるものにし、
なおかつ広告宣伝費を兼ねることを私は知っています。
使われているそれぞれの交通費が、新たな収益機会を作っていたか
ということを、その時々に検証します。。。と言っても
行く前に既に必ず良い投資になる!と確信している場合が多いですが。
もう一つ、これから弊社の事業が成長して行くには
「儲けるための固定費」をしっかり使うことが重要と考えています。
今月に大阪事務所を開設したこともそうですね。
これによって商談、電話、セミナー開催がスムーズに進み、
機会損失を減らすことができています。
また、ここ「経営者会報ブログ」に書くことも
大変有効な固定費の使い方であると判断しています。
この場所で得られる経営者とのご縁や、
ここで書いている信頼感が役だって
頂く仕事も増えてきていると実感しています。
デザインも経営者の集まりらしい秀逸なデザインです。
弊社スタッフもブログを一目見て
「社長のステージが上がった」と言ったほどです。
デザイナーを雇ってもなかなかそうは行きません。
ここに書くことはとても効率の良い投資なのです。
私は実は自分自身の財務よりも、
ECショップさんの財務に非常に興味があります。
最近になって、残念ながら実は多くのECショップさんが
「儲ける」ことにドンブリであることが分かってきたのです。
例えば次の表を見て下さい。ある商品の値付けを考えています。
A:3000円で100個売れると判断した場合
B:2000円で200個売れると判断した場合
C:1000円で600個売れると判断した場合
商品の原価は700円です。
この場面だけに限るとどれを選択しますか?
利益を計算すると一目瞭然ですね。
注意することはここでの原価は小学生でもわかる
「商品直接の原価」で、棚卸しなどのための
人件費などを勘案した制度会計上で言う原価とはしていません。
人件費は売上に関係なくかかるので固定費として計算します。
実は多くのショップさんが「売上」をあまりにも重視するが故に
Cのパターンを選びがちなのです。
しかし、粗利総額はどうでしょうか?
最も儲かるのはBパターンであることが分かります。
さらに、固定費として人件費を25万円取っていると、残りは?
Cパターン(安売り)で「売上達成!」として
喜んでいるショップが何と多いことか。
最も利益の出る価格付けを是非していただきたい。
利益を頂ける価値をお客様に生み出していただきたい。
通販はリピートで利益を出すことが多いですが、
それならば1回目、2回目、3回目の購買ストーリーを描いて
合計で利益が出るようにきちんと持って行くのが大切ですね。
さすがに儲かっていないことがわかると
1000円で1000個売ったらいいだろう! ということで、
寝ずに頑張るのが多くのECショップのパターン。
確かに利益は何とか出たが、常にバタバタして貧乏暇なし。。。
というショップさんが多いのが本当に悲しいのです。
一つ一つの仕事が利益を生み出すために動いているかを
考える習慣をつけることが大事ですね。
モールさんのパーティーでは売上額に応じて
ネームプレートが色分けされています。
それも売上だけを異常に意識させる原因かも知れませんが、
単に売上の多い少ないは儲かることに関係がない!
ということをしっかり理解しながら
目標達成感を味わっていただきたいと考えています。
2008年03月12日(水)更新
ECの参入ハードルは高くなったが。。。
昨日に引き続き「うりうり教習所」。
本日は立ち上げ支援のベーシックコースです。
うりうり教習所が始まった2001年は、半数の方が受講後開店していましたが、
現在は10%程度かな? そのくらいECの参入障壁は高くなってきています。
それはそうでしょう、デザインやシステムがレベルアップして
数ヶ月程度の勉強では先行ショップにそうそう追いつけなく
なっているのは事実です。
私は良い商品を持っていながらEC参入をあきらめてしまう方が
多くなってしまっている現状を残念に思っていました。
それが弊社OSMCでもECを勉強する気のある方は誰でも入れる
「ビギナーコース」を設けた理由です。
ECの底上げを真剣に実行していきたいとの思いが日々高まっています。
参入のハードルは高いですがその中でも、
・「お客様像の明確化」
知り合いの名前が出てくるくらい個人レベルに落とし込む
・「ショップコンセプト」
そのお客様にどのような価値を生み出すのか
この2つをしっかりできたショップはまだまだチャンスがあります。
今回も多くの可能性を秘めた方々が卒業されました。
連日のくす玉、本日の優秀者は「足袋っ子」の藤野さん。
教習所を出るとこれからが本番の路上運転になります。
大きな可能性を開かれることを期待しております!
2008年03月11日(火)更新
「うりうり教習所」を全国でやりたい!
うりうり教習所は、2001年から行われている
大阪市主催のネットショップの繁盛支援講座です。
私は立ち上げからプロデューサー&講師として関与させていただき、
ベーシックコースとアドバンスコースを合わせて
現在まで数百人の卒業生を輩出することができました。
今日は全4回講座のアドバンスコースの最終講義。
まだまだ売上はこれからというショップから
月商1億円まで達成しているショップまであって
指導する側は難しい講義でしたが、
皆さん方の成果が徐々に上がっていくと
本当にやりがいを感じます!
最終講義で終了写真。とても雰囲気が良さそうでしょ?
この講座の特長は、受講者・講師陣の頑張りも去ることながら
事務局の徹底したフォロー体制で楽しく受講できることです。
今回も事務局の橋和田さんは、
ある時は課題提出のために受講生のお尻を叩き、
ある時は精一杯の演出で受講生をお祝いしたりして、
講師にはできないサポートをしていただきました。
ありがとうございます!
優秀受講者、「綺麗印影」の野田さんにくす玉のお祝い。
最終講義が終わったからと言っても安心はできません。
皆さん方の本番はこれからです!
実は某ショップで Internet Explorer6 のブラウザでは受注が出来たが
Firefox や Internet Explorer7 では受注ができないことが今になって判明!
既に実績を上げているショップだったので、
この発見だけで売上は少なくとも10~20%はアップするでしょう。
こんな発見ができるのも連続実践講座ならではです。
大阪だけでなく各地で「うりうり教習所」をやりたいです!
2008年03月10日(月)更新
「ブルーオーシャン戦略」の矛盾
本日は3ヶ月で月商100万を達成できる初心者EC講座
「トンゼミ」の大阪ガイダンスセミナーを共催しました。
講師のトントンこと中谷昌弘さんは、初心者ショップを育て上げる名人です。
中でも「競争のない世界」を創造し、ショップコンセプトを磨き上げる
丸6日間の実践セミナーは、多くのネットショップに夢を与えています。
競争のない世界を創造するマーケティングは、
通称「ブルーオーシャン戦略」と言われています。
。。。しかし、よく考えるとこの用語はオカシイ?!
だって、競争のない世界を創り出すというは
戦わなくていいということ。
なのに「戦略」って?
まだ過去のマーケティングにとらわれている訳語なのでしょうね。
私の事業はそもそもブルーオーシャン的にやってきたようなので、
もともと戦略って言葉が好きではありませんでしたけど、
少しづつ「戦略」って用語は時代遅れになってきそうな気がします。
環境問題が叫ばれる世界の流れで「共存共栄」のマインドが
じわじわ浸透している中で、実際に昨年から繁盛しているのは
ブルーオーシャンを創造したショップがほとんどです。
トントンさんはあなたを血みどろのレッドオーシャンから救い出し、
ブルーオーシャンを開きます。過当競争、価格競争に悩む方は
是非受講されることをおすすめします。
トンゼミの概要・お申込はこちら
船場センタービルってどうなっているかな?と入ると改装された一角が。
ということで、船場女将小路の沖縄そばと沖縄カレーを頂きました。
沖縄カレーはスミイカ入りということで、意外な美味。
世界中のECの可能性を開きたいOSMC
2008年03月09日(日)更新
ECのデータベース構築は最も難しい投資
3月8日のOSMC関西実践会は新大阪で行われました。
講演いただいたのは山口県岩国からお越し頂いた
「こだわりキッチン プロの道具屋さん」の柴崎市郎さん。
居酒屋の店長から脱サラして、周囲にネットに詳しい方が
誰もいない地域で創生期にショップを立ち上げた苦労人です。
ECが始まった当初から多くの人が「データベースが命」と
言っていましたが、最近になってまざまざとその威力が感じられます。
今日も熱心な参加者が鋭い質問を浴びせかけました。
柴崎さんが「ファイルメーカーPRO」を使って自ら構築したデータベースは
・多店舗展開対応:
独自ドメイン店だけでなく、楽天店やYahoo!店、携帯店などの
多店舗の商品ページが一気に作成できる。
・検索エンジン対策の自動化
検索からの集客ノウハウに強い柴崎氏が、データベースにそのノウハウを
盛り込むことで、最適化されたページを自動生成。
・言うまでもなく、作業の効率化
ページ作成、メール対応、伝票打ちだし、発送などの徹底した効率化
こういうシステムって、創生期の人はあまり外注していないんです。
「効率化」と「販促」を両方出来るデータベースって
外注が可能だとしても、対応できる人はEC界でも数えるほど。
投資で最も難しいのがシステムへの投資と言われます。
これからのECの成功のツボは、この投資の成否にかかってきそうです。
柴崎さん、誠にありがとうございました!
OSMCの懇親会は7~8割の人が参加されます。ここでの本音情報が貴重だから。
ECの真髄を知りたい方は是非ご参加下さい
2008年03月08日(土)更新
滋賀のゆびきり会で講演
中道農園さんを訪問した後は、大津のネットショップさんが集まる
「ゆびきり会」で夜から講演とサイト診断をさせていただきました。
この経営者会報ブログにも書かれている村上肇さん、新保吉伸さん、寺田元さんの
3名もお越し頂きました。このブログを書くご縁を頂いた方々です。
村上さん、飲酒解禁(^-^)
本日お伝えしたかったことは「ストーリーを作る」ということ。
お客様の購買行動のイメージのしなおしが必要です。
「実店舗で見てPCで検索して、時間がなくなったので電車の中で携帯で買う」
「深夜にテレビ通販で見て、ショップチャンネルのサイトに行って、
楽天で最安値を検索してから結局実店舗で買う」
とか、ネットの位置づけが近年かなり変わってきています。
皆様方のウェブサイトがお客様に取ってどの位置にあるのか、
どの位置に持って行くのかを練り直す必要があります。
ただ、実際にサイトを診断すると現状の優先順位は
・お客様に生み出している価値を0.1秒で直感的に分かっていただく
・信頼を生み出す証拠(創業100年なら100年前の店舗写真など)
を全部出し切る
ことかな、と感じました。
左が寺田さん、中央が新保さん
熱心に聞いていただいたので皆さんすぐに
実践していただけると信じております!
ありがとうございました。
これからECを勉強される方は
OSMCビギナーコースでお待ちしています。
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