森本繁生のEC道 | 経営者会報 (社長ブログ)
日本のネットショップを縁の繋がりで元気にする!
ネットの3つのステージ 2011年 年頭のご挨拶
皆様
あけましておめでとうございます!
今年もまた大いなる可能性が開ける1年が始まりました。
皆様方お元気にお過ごしでしょうか。
昨年はほとんどの土日を経営の勉強に当てたこともあり
起業してから14年で最も時間の足りない年でした。
その修業も一段落し、心身ともに大きな生まれ変わりが
起こりそうな予感がしております。
2011年という年は私のとっては第二創業の年。
「インターネット」という大きな視点に立ってみても
第二ステージに来ると考えています。
1995年にインターネットに初めて触れて以来、
私は一貫してメールの署名に書いてきた言葉があります。
「一人でもインターネットやっててよかった!
と言っていただけるのが最大の喜びです」
これは、平凡なサラリーマンだった私が1通のメールから
多くの人と出会うことによって自分の可能性を拡大でき、
世界中の皆様方に支えられて生きている自身の経験を
一人でもたくさんの人に伝えたいという
変わらぬ気持ちを表現しております。
15年が過ぎた今、株式会社こきょうは改めて
今から述べますように50年先を見据えて、
「インターネットやってて良かった!と言う人を増やす」
を経営理念として事業を再構築していきます。
私は、インターネットは10年~15年単位で
次のような3つのステージで発展していくと考えています。
1.ネットで自分の可能性を最大化する
2.ネットで拡大した自分の可能性をリアルにフィードバック
3.ネットとリアルの調和
ネットを生業とする私は、幸いにして1の
「ネットで自分の可能性を最大化する」というステージを
誰よりも早く体験させていただいたと感謝しております。
ウェブ & メールで世界の素晴らしい方々と知り合い、
それをきっかけとして直接会いに行くことを続け、
15年前には想像もつかなかったネットワークを
築くことができました。
その後時代は流れ、ほとんどの人の手のひらにネットがある時代。
そしてブログやソーシャル・ネットワークの発展で
誰もが自分のウェブが手軽に持て、発信が容易になり
メール・メッセージが普通にやりとりされるようになりました。
誰でも一歩心を踏み出せば
「ネットで自分の可能性を拡大できる」環境が整い、
自分のコミュニティをも構築できるようになりました。
さて、第1ステージが一般的なものになってきた後
何が起こるのでしょうか。
ネットで時間と空間の制約を超えて拡大した自己の可能性は
リアルでの制約条件とのギャップを感じ始め、
リアルでも固定観念を脱して可能性を拡大しようとし始めます。
OSMCでも「ネットショップというのとはちょっと違ってきた」
「今年はリアルの方で頑張る」という声が聞かれるのは
そのような第2ステージが一般的に始まってきたと私は考えます。
だからと言ってネットを軽視するわけではありません。
ネットは「前提」「標準装備」となったのです。
リアルでのお客様やパートナーとの出会いを作る =
自己の可能性を広げる、そのためのきっかけ作りや
データを多くの人と蓄積する集合知やその共有において
やはりネットは大きな可能性を持っており、
さらにリアルで信頼関係を維持するにも
ネットはな重要な役割を担っています。
リアルに自分の可能性をフィードバックしはじめた人々は
今後10~15年間、ネット上だけでなく心理的にも物理的にも
どんどん「国境」「地域」「会社」などの枠組みを塗り替え始め、
人間ひとりひとりがどのようなネットワークを構築しているか
という「ネットワークマップ」が、地理上の地図と同じくらい
重要なものとなってくるでしょう。
一方、ネットショップ・ネットビジネスの世界では
お客様がネットでアクションを起こすまでの
「心理学・現象学」と
お客様がネットでアクションを起こした後の
「データを元にした再現可能な数学・科学」の
2方向で知識が体系付けられていくと考えます。
その第2ステージを過ぎた後はどうなるのでしょうか。
未来の予測ですからこれはあくまで私見ですが
人間はそれぞれ世界的に可能性を広げた
「ネットの世界」と「リアルの世界」の間の乖離を
調和させようとすると考えています。
ともすればネット、コンピューターに使われる、
ともすればネットから溢れ出る情報と戦うという
感覚を肥大させている人間が、
それらとうまく付き合う成熟した術を
常識や教育、そして文化として広げ始める。
ネットビジネスにおいても、心理学・現象学と数学・科学の
それぞれの境界を埋め、三位一体とする何かが求められてくる。
それは何かと言うと、平たく言うと最終的には
人間ひとりひとりの価値観・世界観、
もしくはそれらが集合して作る文化ではないかと思うのです。
しかし、それらを構築するには今はまだ
ネットの世界はまだあまりにも新しすぎ、
人類はまだそれを自分に中に受け入れきれていない。
世界がネットの可能性の拡大を一般的なものにするのに、
ネットに慣れるのに約15年かかった。
次のステージ、つまりネットを前提とした
リアルでの大きな人間の行動の変化に慣れるのも
15年ほどかかるでしょう。
そしてようやくネットとリアルが調和し始めた世代に
生まれた子供が成長していく頃、
つまり50年くらい後になるでしょうか、
そこで初めてネットが一般的なものになったと言えるでしょう。
確かにリアルがあってこそネットがある。
ネットをただのツールと見てしまうのは簡単。
しかし人間が実際に見ているもの、生きている世界は
もはやリアルよりもネットの方が多い人も増えている。
激動するリアルも、膨張するネットも、
すでに人間に取っては現実である。
このような50年先くらいのビジョンを持って私は改めて
「インターネットやってて良かった!という人を増やす」
ということに生涯取り組んでいこうと決めることができました。
2011年は昨年の修行を生かして、改めて
OSMCのサービスを始め、株式会社こきょうの事業を
「丁寧に」再構築していきたいと思います。
OSMC会員クローズドコミュニティの
「Facebookグループ支店」の活用など、
年明け早々から新たな試みが始まっていきます。
今年もネットでの可能性の拡大を忘れずに、
リアルで皆様方と会い続け、
インターネットやってて良かった!と
一人でも多くの人に言っていただけるように精進致します。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2011年1月1日
株式会社こきょう 代表取締役
オンラインショップマスターズクラブ 会長
森本繁生
あけましておめでとうございます!
今年もまた大いなる可能性が開ける1年が始まりました。
皆様方お元気にお過ごしでしょうか。
昨年はほとんどの土日を経営の勉強に当てたこともあり
起業してから14年で最も時間の足りない年でした。
その修業も一段落し、心身ともに大きな生まれ変わりが
起こりそうな予感がしております。
2011年という年は私のとっては第二創業の年。
「インターネット」という大きな視点に立ってみても
第二ステージに来ると考えています。
1995年にインターネットに初めて触れて以来、
私は一貫してメールの署名に書いてきた言葉があります。
「一人でもインターネットやっててよかった!
と言っていただけるのが最大の喜びです」
これは、平凡なサラリーマンだった私が1通のメールから
多くの人と出会うことによって自分の可能性を拡大でき、
世界中の皆様方に支えられて生きている自身の経験を
一人でもたくさんの人に伝えたいという
変わらぬ気持ちを表現しております。
15年が過ぎた今、株式会社こきょうは改めて
今から述べますように50年先を見据えて、
「インターネットやってて良かった!と言う人を増やす」
を経営理念として事業を再構築していきます。
私は、インターネットは10年~15年単位で
次のような3つのステージで発展していくと考えています。
1.ネットで自分の可能性を最大化する
2.ネットで拡大した自分の可能性をリアルにフィードバック
3.ネットとリアルの調和
ネットを生業とする私は、幸いにして1の
「ネットで自分の可能性を最大化する」というステージを
誰よりも早く体験させていただいたと感謝しております。
ウェブ & メールで世界の素晴らしい方々と知り合い、
それをきっかけとして直接会いに行くことを続け、
15年前には想像もつかなかったネットワークを
築くことができました。
その後時代は流れ、ほとんどの人の手のひらにネットがある時代。
そしてブログやソーシャル・ネットワークの発展で
誰もが自分のウェブが手軽に持て、発信が容易になり
メール・メッセージが普通にやりとりされるようになりました。
誰でも一歩心を踏み出せば
「ネットで自分の可能性を拡大できる」環境が整い、
自分のコミュニティをも構築できるようになりました。
さて、第1ステージが一般的なものになってきた後
何が起こるのでしょうか。
ネットで時間と空間の制約を超えて拡大した自己の可能性は
リアルでの制約条件とのギャップを感じ始め、
リアルでも固定観念を脱して可能性を拡大しようとし始めます。
OSMCでも「ネットショップというのとはちょっと違ってきた」
「今年はリアルの方で頑張る」という声が聞かれるのは
そのような第2ステージが一般的に始まってきたと私は考えます。
だからと言ってネットを軽視するわけではありません。
ネットは「前提」「標準装備」となったのです。
リアルでのお客様やパートナーとの出会いを作る =
自己の可能性を広げる、そのためのきっかけ作りや
データを多くの人と蓄積する集合知やその共有において
やはりネットは大きな可能性を持っており、
さらにリアルで信頼関係を維持するにも
ネットはな重要な役割を担っています。
リアルに自分の可能性をフィードバックしはじめた人々は
今後10~15年間、ネット上だけでなく心理的にも物理的にも
どんどん「国境」「地域」「会社」などの枠組みを塗り替え始め、
人間ひとりひとりがどのようなネットワークを構築しているか
という「ネットワークマップ」が、地理上の地図と同じくらい
重要なものとなってくるでしょう。
一方、ネットショップ・ネットビジネスの世界では
お客様がネットでアクションを起こすまでの
「心理学・現象学」と
お客様がネットでアクションを起こした後の
「データを元にした再現可能な数学・科学」の
2方向で知識が体系付けられていくと考えます。
その第2ステージを過ぎた後はどうなるのでしょうか。
未来の予測ですからこれはあくまで私見ですが
人間はそれぞれ世界的に可能性を広げた
「ネットの世界」と「リアルの世界」の間の乖離を
調和させようとすると考えています。
ともすればネット、コンピューターに使われる、
ともすればネットから溢れ出る情報と戦うという
感覚を肥大させている人間が、
それらとうまく付き合う成熟した術を
常識や教育、そして文化として広げ始める。
ネットビジネスにおいても、心理学・現象学と数学・科学の
それぞれの境界を埋め、三位一体とする何かが求められてくる。
それは何かと言うと、平たく言うと最終的には
人間ひとりひとりの価値観・世界観、
もしくはそれらが集合して作る文化ではないかと思うのです。
しかし、それらを構築するには今はまだ
ネットの世界はまだあまりにも新しすぎ、
人類はまだそれを自分に中に受け入れきれていない。
世界がネットの可能性の拡大を一般的なものにするのに、
ネットに慣れるのに約15年かかった。
次のステージ、つまりネットを前提とした
リアルでの大きな人間の行動の変化に慣れるのも
15年ほどかかるでしょう。
そしてようやくネットとリアルが調和し始めた世代に
生まれた子供が成長していく頃、
つまり50年くらい後になるでしょうか、
そこで初めてネットが一般的なものになったと言えるでしょう。
確かにリアルがあってこそネットがある。
ネットをただのツールと見てしまうのは簡単。
しかし人間が実際に見ているもの、生きている世界は
もはやリアルよりもネットの方が多い人も増えている。
激動するリアルも、膨張するネットも、
すでに人間に取っては現実である。
このような50年先くらいのビジョンを持って私は改めて
「インターネットやってて良かった!という人を増やす」
ということに生涯取り組んでいこうと決めることができました。
2011年は昨年の修行を生かして、改めて
OSMCのサービスを始め、株式会社こきょうの事業を
「丁寧に」再構築していきたいと思います。
OSMC会員クローズドコミュニティの
「Facebookグループ支店」の活用など、
年明け早々から新たな試みが始まっていきます。
今年もネットでの可能性の拡大を忘れずに、
リアルで皆様方と会い続け、
インターネットやってて良かった!と
一人でも多くの人に言っていただけるように精進致します。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2011年1月1日
株式会社こきょう 代表取締役
オンラインショップマスターズクラブ 会長
森本繁生
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