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日本のネットショップを縁の繋がりで元気にする!
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2008年05月19日(月)更新
視点を変えるには自分を変える
伊丹空港でワンちゃん用のおみやげ発見。
新しいことを考えよう! 視点を変えよう! と考えても
なかなか難しいものです。
そんな時に私がやっている簡単な方法は、
自分自身の生活を変えるということです。
(え? 簡単ではない??)
例えば今月から犬を飼い始めましたが、
そうすると必然的に行動範囲が変わってきますし、
目に入る商品も変わってきます。
先日、冒頭の写真のように空港で「ポチのおみやげ」というものを発見。
今までの私には目に入っていても気にも留めていなかったでしょう。
それが見えるようになったのも驚きですが、
更に驚きは何と犬用のおみやげは人間のものより高い?
10数枚入りのジャーキーが1200円します。
このマーケットは想像以上のお金が落ちているのかも。。。?
犬を飼うという大きなイベントでなくても、
毎日通っている道を変えてみるとか、
車で行くところを自転車で行くとかでも全然視点が変わります。
私はバッティングセンターで右打ちを左打ちにする、
なんかもやっています。
意識して生活を変えると人生かなり楽しいものです!
2008年05月03日(土)更新
ターゲティングとノンターゲティング その2
グリコの道頓堀のネオンサインは1998年点灯の5代目で、
空の部分は2分7秒かけて昼、夕焼け、星空と変化していくのですが、
この記事の内容とは全然関係ありません(笑)
(Wikipediaとグリコホームページより)
それにしてもまた「写真を撮っている人を撮って」いますね。。。
ターゲティングとノンターゲティング その1の続きです。
日経BP社の記者さんと、勢いがあった時期のソニーの話に及んで
「そのころに取材をしたが、彼らはノンターゲティングと言っていた」
ということでした。
ターゲットを絞らない方が何故輝いていたのか?
ネットの創世記、ターゲット自体が存在しませんでした。
誰もネット通販など周囲でやっていなかったのです。
ただ、将来こうなって欲しいという信念に基づいて
みんながECマーケットを創っていこうとしていました。
そしてみんなが輝いていました。
これは「自分の信念に基づいて、創りたい世界を創る」ということですね。
こんなものがあったら便利だ。
こんな方法があったら素晴らしい。
こんな世界だったら人生楽しい。
「新しい世界を創る」ということの前では
ターゲットという言葉は存在しないのです。
「消費者は5年後の車に対する答えは持たない」とは
カルロス・ゴーン氏の言葉ということです。
ならば、5年後の夢の商品は我々が創るしかない!
マーケティング、ターゲティングで語れる場所は「既存の世界」。
「これから創造する世界」では、既存の世界の理論は
役に立たないことはないが、とらわれない方がうまくいく。
既存の世界だけでやっていると、永遠にナンバーワンにはならないし、
モチベーションが下がる。しかし何とか食えるようにはできるかも知れない。
創造の世界だけでやっていると、食うのがなかなか難しい。
しかし、モチベーションは最高だし、ナンバーワンになる可能性を秘めている。
事業はこのバランスと見ることもできます。
ECショップの規模が大きくなって、
以前は世界創造でガンガン進んできた人が、
今は両者のバランスに悩むことが多くなっているようです。
しかし、パイオニア精神は絶対に持ち続けよう!
パイオニア精神を持てる環境を常に創ろう!
既存の商品にあぐらをかかず、研究開発を常にしよう!
これだけは、多くのECショップの皆さんにお伝えして
自分にも言い聞かせていこうと思っています。
2008年05月01日(木)更新
ターゲティングとノンターゲティング その1
記者さんをもうすぐなくなる「くいだおれ人形」にご案内して感激していただきました(^-^)
今日は日経ネットマーケティングさんに取材していただきました。
テーマは「言葉の使い方」。
キャッチコピーの作り方などはちまたに良い本がたくさんあるので
そちらのお任せするとして、私個人としては
「お客様の想像力を膨らませるのはいいけども、
実力以上に大きく見せるコピーの氾濫には疲れている」
とまずお伝えしておきました。
EC自体がうるさいコピーを見せられる場所、
と思われるのではと少し憂慮しています。
その上でまず、
「売れる商品とは、お客様の目的に合った商品」
ということで、
1.お客様像の明確化
2.お客様の「目的」を明確化
3.お客様の購買ストーリーを明確化
するというポイントをお話しさせていただきました。
簡単なことで、大切な人が何のために買い物をしたいか
(簡単でない場合もありますが(^-^; )を知ればいいということです。
例えば私が事務所からの帰り、なんば駅前の588円の
「りくろーおじさんのチーズケーキ」を買って帰るのは
「大切な家族の笑顔が見たい」という目的があります。
ここで気軽に買える値段で、ふわふわでお腹にもたれず
デザートとして楽しく食べられる、というのが大切です。
濃厚なチーズケーキではダメですし、3000円のチーズケーキでも
「高いのが美味しいのは当たり前」と家族は喜びません。
この商品の目的が「大切な家族の笑顔を見る」ということならば、
そこから考えられる最初のコピーは
「激安」とか「こだわり」ではないはずです。
このように考えると、売るための基本はできるのではと思います。
さて、ここまで話しておいて自然と
「ただし、これだけでは1番店にはなれないと思います」
という言葉が口から出てきました。
1番店、というかパイオニアは
・敢えてターゲティングしない
・敢えて事業計画を立てていない
お客様を持っていると見ています。
この続きは明日。
#私はマーケティングの本などはあまり読まないので、
もっと簡単にうまく表している言葉があれば教えてくださいね。
2008年04月25日(金)更新
仙台で学んだ「気にすること」「気にしないこと」
空港からJRに乗って仙台駅に着いたら、いつも牛タンストリートでランチ。
仙台では「トンゼミ」「おてがる通販」さんと一緒に共催セミナーを行ってきました。
その中で学んだこと二つ。まずその一つは
・本体の価格は気にするが、消耗品の価格は気にしない。
この言葉を持って世の中を見渡すと、
大変気づきが多くなります。
例えばこの牛タンのサイドメニュー。
ついつい頼む人も多いのでしょう。。。
本体の定食では900円か1000円かと悩むのに、
簡単にハーフシチュー550円を追加オーダーしてしまうって人、
案外多いのではないでしょうか?
そしてあと一つは。。。
・したサービスは覚えているが、されたサービスは忘れる。
サービスする側は肝に銘じておきたい言葉です。
2008年03月25日(火)更新
仮説:ふるさとマーケティング (1)
ウォーキングコースにある「雨乞い蛙」を見て毎回ホッとします。
5年程に及ぶ海外半移住生活を経て、日本に戻った私はこう思いました。
人はまだ見ぬ世界を見たいと思う。
人は外の世界や自分の内の世界に旅をする。
いろんな人との繋がりを求めて旅をする。
しかし最後には自分のふるさとに戻る。
常に自分のふるさとが頭のどこかに住みついている。
ふるさとで食べたソウルフードのうまさは否定しようもない。
落ち着くのは長年住んだふるさとの家。
人は、安心して帰れるホームを求めている。
それならば、多くの人をふるさとを作れたら面白いのではないか。
楽しくてやりがいのある大きな仕事になるのではないか。
私の仕事は、ECショップのふるさとを作ればいいのではないか。
まだ仮説ですが、実際にふるさとマーケティングを
行っている方が多く目にはいるようになりました。
何回かに分けて事例や考え方を紹介していきたいと思います。
ECショップのふるさとになりたいOSMC