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2009年09月16日(水)更新

らしさを演出する店

魚沼産コシヒカリと越後もち豚のタレカツ丼
地元の素材を活かした料理は嬉しい。


新潟駅が改装して新しくなっています。
今日はいつも寄る寿司屋を止めて、たまたま見つけた「天地豊作」という店へ。

これはなかなかいい、地元魚沼産こしひかりと越後もち豚のタレカツ丼は
お菓子のようなサクサク感。


おにぎりやご飯と味噌汁だけでも食べられて接客も良い。
新潟の地酒もたくさん並べてある。
こういう地元の良さを活かしたショップは大変魅力的です。


天地豊作
内装も新潟らしさ、米どころの演出を徹底しています。


案外各地にこんなのが無いんですよ。
いつも言うけど博多に行ったら明太子ごはんを食べられる店がない。

ネットショップを運営している方にはいつも、ショップ作りに迷ったら
是非自分らしさを演出している実店舗を巡って下さいとお伝えしています。

2009年09月14日(月)更新

10年前のTwitter と「アクセス権」

10年前に「bosoboso」っていうつぶやき日記をしていました。
懐かしいので、過去ログをちょっと公開。
http://www.osmc.ne.jp/diary.html

先日の勉強会で、
Twitterは自らを細切れにしていると表現をしましたが、
それほどまでして人間は誰かに聞いて欲しいという欲求が
強いのだなあと思います。


そして、Twitterでは「フォロー」、
SNSでは「友達になる」、
ブログでは「トラックバック」「コメント」などの手段で

・どこまでの人に自分を見せるか
・どこまでの情報に自分はたどり着きたいか

の調整をします。

これはつまり「アクセス権」。
アクセス権を最適に出来た場所が、
ネット上での心地の良い場所ということなのでしょう。


さて、Twitterはどうやってつぶやきを収益化するのかな。
10年経ってもまだつぶやきはビジネスとなっていません。

2009年09月14日(月)更新

積極的後退

9月に入ってから、
しばらく発信する力が沸いてこない時期でした。

空気のようにネットを使い、発信している私ですが
それでも不思議なことにたまにどうしても書けない、
発信できないこともあります。

そんな時にいつも思い出すのが、
ゴルフの青木功の1981年全米プロの最終ホールのプレー。

4位につけた最終ホール、
ティーショットを池の前にラフに打ち込む。
前下がりの難しい池越えになる状況で絶体絶命のピンチ?

どんなショットをするのだろう。。。と誰もが息を飲む中で
青木プロが取った行動は。。。

何と「後ろに打って出す」ということでした。


みんながピンに向かって前しか見ていない時に
積極的に後ろに出す勇気。

第3打の長い距離を4番ウッドで見事グリーンを捉え、
10数メートルのパットを沈めてパーを奪取。

ハワイアンオープンの直接カップインした優勝ショットよりも
個人的には印象に残っているシーンです。


前に進んでいない自分を責めても、やっぱり前には進まない。
その時は積極的に堂々と後ろに行こう。引き返そう。

ちょっと積極的後退をしてきたので
これからまたしっかり発信できると思います!

2009年08月14日(金)更新

「伸びしろがある」と言った時点で。。。

iPhoneの鏡面に映った自分


よく「伸びしろ」という言葉を聞くことがありますが、

紙に糊付けする「のりしろ」みたいに
おまけスペースのようなイメージで伝わることが多くて
私は好きではありません。


人間が持っているのは「無限の可能性」。

そしていつも使っている「意識」の部分が1割、
使っているかいないかわからない「無意識」の部分が9割と言われています。


本来の「伸びしろ」は、自分でも不明な9割の部分。
1割の意識の方をおまけと言ってもいいくらい。


ですから講座などで「私の伸びしろは。。。」と
聞いた時点で非常にワクワクします。

この人の考えている「伸びしろ」は9倍にすることができる。


「意識」「私」「自分」「我」を主語にすることを
やめた時点で、今まで考えていた「伸びしろ」は
何て小さかったんだろう?! と、

自分自身に圧倒される人が増えてきたようです。

2009年07月31日(金)更新

今日もまた、できたことを発見しよう。

秋田実践会
秋田市内はもちろん湯沢、横手、山形からも熱いショップさんが集まりました。


秋田では何回も弊社定例勉強会「実践会」を行っていますが
実は秋田市内では初めてです。

ブランディング、コンセプティングの基礎として
ここでも最近力を入れているワーク、
「できたことの発見」をやりました。


1.今月できたことを10分間でできるだけたくさん書き出す。

2.今まで最高にお客様に喜んでもらえて、
  自分としても最高に嬉しかった「最高の成功例」を
  具体的に描写する。


「自分に自信がない」という人が本当に何と多いことか。
自信がない人に商売の根本である
「ウリ」を書けと言っても書けるわけがない。

できない理由を1万個並べても、
できることにはならない。
できたことをたくさんならべよう。


あなたがやってきたこと、できてきたこと、
何の変哲もないことに自分では見えても
それこそがあなたにしかない
他人にはマネのしようがない強み・ウリである。

コンセプトの核であり、あなたの存在意義となる。
あなたの自信となるものである。

うまく行ったことを並べると成功パターンが発見できる。
成功パターンが見つかったら、そのパターンで
商品、サービスの品揃えを最高にしよう。

そこから、あなたのブランドが始まる。


できないことをこれまで何回も反省してきたでしょう。
それでもできないことを無理矢理直す必要はない。

私の言葉で申し上げると、
ブランド作りとは「あなたらしさを取り戻すこと」である。


みんな、驚くほど「できたこと」を頭の中から消している。

今日も、横手焼きそばを売る「林泉堂」さんが
「いままで5つしか売れていないんです。。。」
と言った後にできたことを書き出して
インタビューしていると

「そう言えば、1件試し買いをされて、次に会社のBBQで
 200人分買いたいのだけどというメールに対応中でした。
 今まで忘れていた!」

これまでの人生どれほどまでに「できなかったこと」の
言い訳をすることに慣れていたのか。。。
できていることを忘れるくらいに!


いろんなブランド論をお伝えしたこともあるけども、
やっぱり皆さんが簡単に実践できるのは
「できたことをたくさんならべる」こと。

できたことを発見する習慣をこれからも
口うるさく?お伝えしていこうと思います。


ババヘラアイス
秋田名物ババヘラアイス。200円で買える人とのふれあいのある芸術。
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