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2009年04月06日(月)更新

ネーミングが浮かばないなら、事業はやめなさい:滑走路E 構築ストーリー(2)

こちらの続きです。
http://morimoto.keikai.topblog.jp/blog/110/10013731.html


【ネーミングが浮かばないなら、事業はやめなさい。】


さて、「うりうり教習所」に替わる講座のネーミングに
実に1ヶ月もかかってしまいました。

これは「うりうり教習所」が8年間で
いかに大きなブランドになっていたかという証でしょう。

新しいものにしたいと考えても
どうしても「うりうり」チックなネーミングしか
思い浮かんでこないのです。

○○塾とか、当たり前の名前しか出てこない。


ネットショップの講座が最も広まりやすいのは
(OSMCの入会ご紹介もそうなんですが)
ネットショップ同士の情報交換会や懇親会。

そこで「うりうりが。。。」「うりうりで。。。」
「うりうりって何?」として広まるのが最も効果的です。
そこでは「うりうり」は最高に効果的なネーミングでした。


そんなクチコミ効果から考えてみたのですがやっぱりダメ。

講座のメニューやキーワードを並べて
何百通りも組み合わせてみましたが、
どれもしっくり来ずダメ。

「このネーミングで10年メシは食えない!」


そこで、ネーミングの専門家のご意見を
聞いてみることにしました。

使ったのは、神田昌典さんの対談オーディオセミナー
黒川 伊保子「成功するネーミング」です。
http://www.kandamasanori.com/ItemDetail.php?ItemCode=TS0096-A


● なぜ、「E電」「Big Egg」というネーミングは、消えてしまったのか?
● なぜ、怪獣の名前には濁音が入っているのか?
● なぜ、「スズキ シュンスケ」はサッカー部で活躍し、「ゴウトクジ マナブ」は歴史に詳しくなるのか?


何か、全然違った視点から見れそうでしょ?
CD全部を一気に続けて聴きました。

そこで到達した結論はこうです。


・ネーミングの専門家も、他人のネーミングはできない。
 できるのは、できあがったネーミングの評価だけ。
・名前は、生まれたときからもう決まっている。
・ネーミングが浮かばないということは、
 まだ生まれてないということ。
・つまり、ネーミングが浮かばなければ事業はやめなさい。


そうかそうか。これで方向はわかった。
では新しい講座を徹底的にイメージ、映像化して、
自分のワクワクする方向に結びつけていけばいいんだ。


ということで、再度ネーミングを考えに入りました。。。

(ネーミングの具体的な構築に続く。)