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2011年01月23日(日)更新

MacBook Pro 15inch をSSDに換装計画

MacBookたち

起動10秒のMacBook Airを使ってから、
自宅のデスクトップで使っているMacBook Proが
どうにもモッサリとしていてたまらなくなってきたので
こちらもSSDに換装する計画を断行。

この記事を参考に

・現在の320GBのHDD → 160GBのSSDに換装
・DVDドライブを取り外して「OptiBay」を装着、
 ここに750GBのHDDをセット

システムはSSDに入れて、
iPhotoやiTunesなどのデータはHDDに入れる予定。
さて、デスクトップも無事に快適10秒起動となるか?

2011年01月18日(火)更新

ある中華料理屋さんの速さの秘密

中華料理店にて


昨日、中華料理屋のOさんと話していました。


私:「年末年始は料理人さんが倒れて大変だったようですね。」
O:「はい、1人いないと休みがなくなりますからね。」

私:「何人でやっているのですか?」
O:「5人です。人の補充はうちは結構難しいんですよ。
   他の店とやり方がちょっと違うので、
   昔の料理人は付いてこれない。」

私:「それは他店と違う前衛的な仕組みになっているってこと?」
O:「それほどでもないですが。。。
   普通のレストランは切る、料理する、盛りつけるなどの
   人と場所などが分かれているのですが、
   うちは料理人ひとりひとりが最初から最後までやるんです。」


ちょうど昨日、TOC(制約理論)を学んでいた私はピンと来ました。


私:「へ~! それじゃOさんの店は料理が出てくるのが
   劇的に早いんではないですか?」
O:「はい、他店の3倍の速さです。ランチに3回転しますからね。」

私:「どなたがその仕組みを始めたのですか?」
O:「ウチの親父です。そもそもは厨房が小さいから
   始めたことなんですが。」



一般的にはまとめ作業をやった方が効率的と考えられています。

しかしそれぞれの工程で分業してまとめてやるよりも、
実は一人一人が最初から最後まで連続して作った方が
待ち時間がトータルで短くなり、お客様の前に早く出せる

= 売上・利益が上がって仕事が溜まらない。

その実践が「厨房が小さいから」できたことであれば、
逆に言うと業績を伸ばすには厨房を意識して小さくすればいい
ということになる。

そうすると客席も増えるから更に利益が上がるかも?
ますます面白い。


まとめ作業よりも移動回数を増やすほうが速度は早いということを
科学的に証明しているのがTOC。

このような、今までの思い込みを覆す理論をうまく使って
ネットショップにも多い「仕事が山積み」状態を
少しでも解消出来ればと思います。


2011年01月09日(日)更新

一次情報を丹念に集めながらも

松山城
今日の松山城の空は最高に青かった!


以前から、ネットショップのセミナーで私は

・オリジナルの商品またはサービス
・オリジナルのコンテンツ
・オリジナルのお客様

この3つを持てるように頑張ろう!と言い続けてきました。


自社で開発した商品、あるいは仕入れ商品でも独自のサービスを
付与した商品が、お客様に受け入れられれば強い。

メーカーの説明文をそのまま掲載したような
誰でも書けるコンテンツではなく、
自分の経験と思考で精魂込めて書いた、
撮影したコンテンツは強い。

モールの借り物のお客様ではなく、
自社で集客して出会ってきたお客様を持てると、
そう簡単には潰れない。


そしてそのために「一次情報」を取ろうと言い続けてきました。

・一次情報:自分で見聞きした情報
・二次情報:信頼する方から得られた情報
・三次情報:噂話などソースや根拠がわからない情報

これらを「甲情報」「乙情報」「丙情報」と言う方もいます。
経営の意思決定に使えるのは丙情報までということ。

ネットをきっかけとして自分でその場所に行き、人に会う。
一次情報、二次情報を楽しく継続的にいただけることが
ネットの大きな魅力と私は考えています。


ところでこの一次情報って、考えると案外深いです。
私自身の経験から、自分で見聞きした情報の中には
「確定的客観的事実」と「言葉に出来ない暗黙知」がある。

私は心理学出身なので、

・そこにある現実の大きさと、心に映る大きさは違う

という場面を人よりもよく感じるようです。


例えばある商品が100円でで売られていたとします。
これは確定的客観的事実。

しかし、それが人々の心の中にどのくらいの大きさで
映っているのかは数値化したり言語化したりしにくい。

その商品が何であるか。例えば飲料なのか果物なのかお菓子なのか。
それがどこで売られているのか。デパートなのかコンビニなのか
はたまた屋台なのか。また、その店のどの位置で売られているのか。
それによって心理的大きさは違ってくるはず。

ある程度の測定はできるかも知れませんが、
全ての状況に置いて測定しているヒマは実際にはないはず。
テストマーケティングするにしても資金や時間の限界があるはず。

だからどんなに客観的情報を集めたつもりでも
意思決定の最後の何割かは「直感」「感性」の部分が残るのです。


一次情報を一生懸命集めながら、それだけに固執しすぎることなく。
直感や感性を磨きながら、それに偏ることなく。

こういう境地ってなかなか難しいかも知れませんが
目指す価値はあるなと考えています。


2011年01月04日(火)更新

理解は後、まずシンプルに成果。

在庫管理
社内で在庫を見ている人って、案外いない。


ネットショップでも昨今の時流において、
最も大切な「資金繰り」に直結する「在庫」が
経営者の意識に上る機会が多くなっています。

売れる商品がたくさんあり、売れない商品はないのが理想。
しかし現実には売れない商品の在庫ばかりある!

こんなネットショップの悩みを解決しようと、
最近では製造業に学ぶことが多くなっています。
そこで、ザ・ゴールで有名なTOC(制約理論)を
勉強することにしました。

私自身もTOCの講座を昨年受講しに行き、
これは今のネットショップに必要!と感じた私は
その場で講師のソフトパワー研究所の清水信博氏に
神戸での講座開催を交渉・依頼、1/15~16で
実現する運びになりました。


その清水氏から本日
「資料とTOCゲーム実習のルールを
現実経営にもっとすぐ使えるようにバージョンアップした」
とのご連絡を頂きました。

進化するTOCの即効性は目を見張るものがあり、
「最短では1週間で利益体質になり、実際利益が出た」ということも。
「理解は後で良い、まず成果。」ともおっしゃいます


清水氏は以前より、

「環境整備をすれば、実は少ない情報で経営判断ができる」

とおっしゃっています。
これを聞いて私は昨年の阪本啓一さん言葉を思い出しました。

「人はどこまで賢くならないといけないのか」

JALとか銀行とか大企業が倒産したのは、
経営者が「頭悪かった」からか?
いやいや、とても頭の良い人達だったはず。

しかし、考え抜いた後にシンプルな方針に
到達できなかったのが悲劇だったのかも知れない。


意識的にやっていることは、まだ血肉となっていない。
無意識にできることこそ実力。
シンプルになるために、今日も学び、精進。


7年前のバージョンアップ前のTOC講座内容の詳細なレポート
http://spken.cocolog-nifty.com/genkou/2005/07/toc_a87a.html

清水さんの講座:1/15~16 TOC(制約理論)神戸公開コース
http://ht.ly/3v3ZL


オンラインショップマスターズクラブのfacebookファンページができました!
http://www.facebook.com/osmcjp


2011年01月02日(日)更新

4年かかった「コンテンツを持ち歩く」予測

m2tv
iPhoneに簡単ダビングしたテレビ番組、これで移動中も好きな番組が観れます。


2007年1月、最初のiPhoneが発売された時、私は

・すぐにスマートフォンの時代が来る
・コンテンツを持ち歩く時代が来る

と感じて、アメリカまでまじめにiPhoneを買いに行くつもりでした。

いろいろ調べるとどうやっても日本では電話機能が
実用的ではないことがわかり、日本発売まで購入を
待つことになりました。。。

2008年7月、日本での初めてのiPhone発売日は
帯広に出張でしたので、空港に着くやいなや
タクシーに飛び乗り、7番の番号札をゲット。

表参道のソフトバンクショップの大混雑の様子を
ショップのテレビで同じく順番待ちのおじさんと見ながら、
「都会は大変やなあ」と笑い合っていたのを覚えています。


当時、勉強会でも「すぐにスマートフォンが来る」と言い、
Youtubeを見ながら「ユーザーコンテンツをテレビで見る
ようになる」と言っていましたが、2011年の今になって
ようやくそれが現実的・一般的になってきたと感じます。

まずApple TVの購入。Youtubeの面白い動画をお気に入りに
入れておけば、寝室のテレビで夫婦で楽しむことができます。
多くはペットや笑える動画ですね。

あと、AirPlayでiPhoneから出張時に撮影した画像や動画を
テレビに映して、全国各地で見てきたこと、体験してきた
ことを共有することができます。

また、大掃除の時に書斎の環境整備をしていると、
MacのUSB地デジチューナー「m2tv」が
iPhoneへのダビングを実現していることを知りました。

普段録画してはいるけどもなかなか自宅でゆっくり見れない
「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」などのビジネス番組を
録画予約して、これからは手軽に移動中に見る予定です。

あ、知り合いがテレビに出ると聞いたら
Teamviewerの遠隔操作で録画予約も可能にしました。


4年かかってようやく2007年の勉強会で言っていたことが
実現されてきたわけですが、この状況に私は複雑な心境でした。

勉強会やセミナーで効果が出やすいのは「半歩先」を伝えること。
4年も先のことを予測したとしても、それを伝えることは
果たしてセミナーとして良かったのだろうか。

しかし、最近はこう考えるようになりました。

少人数に実践講座なら参加者のスキルに合わせて半歩先を
行くことが大事であるが、

多人数のステージがバラバラなセミナーで私が話す場合は、
やはり細々とした戦術ではなく、それらをやるかやらないかを
決定できる「大方針」を見い出すための先々の予測や
情報をお知らせする、と決めました。

昨年は経営学の勉強で多少ネットに遅れた部分がありますが
これからネットを見まくって、ショップの現場に行きまくって
特急で先に進んで行きますので、よろしくお願いします(^-^)
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