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2010年01月01日(金)更新

2010年 ネットで増幅する大きな2つの力

経営者会報ブログ 読者の皆様


あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。


「ネットショップという言葉はいつまであるのだろう?」


2009年、この問いをいつも頭に置いていました。


昨年弊社が取り組んだ少人数・数日間の実践講座では
ネットのノウハウの話は実際あまり出ず、

本来のビジネス力をアップするための取り組み、
事業のコンセプトを再構築するための取り組み、
そして人間として自分を欺かないあり方の取り組みが
ほとんどとなっていた時代。

ネットショップのノウハウの多くが共有され、
同じようなものを同じようなサービスで売る店が
国境をも越えて数え切れないくらい出現し、
一つ一つのショップの存在意義が問われる時代。

ネットとリアルとの連携も進み、
境界は意識されなくなり、
PCと携帯との境目も曖昧になり、
クラウドの台頭でローカルとネット上の
境界すら曖昧になる時代。


ネットはどんどん空気のような存在になりつつある。
ネットショップと、わざわざ言う必要があるのか?


 
そんなことを考えていた2009年の終盤。
ネット大好き人間の私の心は、例年になく躍り始めました。

ネットのテキストの力はTwitterというツールを持ち、
個人のつぶやきを未踏の「メディア」レベルに増幅し、
世界の影響力のある議員・事業家などの発言と交流を
庶民にぐっと近づけました。

今や携帯からもリアルタイム放送できる
動画などのリッチコンテンツ力は
リアルタイムのウェブセミナーや親睦会、
テレビ会議を個人の手の届くものとし、

ネット創生期から夢見られていた時代、つまり
同じ場所にいなくても「そこにいるように」
暗黙知をも共有できるコミュニケーションが
可能な時代になりました。


2010年の株式会社こきょうは

・最も基本的なテキスト力
・リアリティのあるリッチコンテンツ力

の2つを使って、弊社サービスを一気に強化します。


具体的には1月より会員制ネットショップ勉強会OSMCで
「OSMCウェブセミナー」を開始し、
全国の会員様がリアリティを持って学ぶ機会、
交流の機会の多様化・均等化を図り、

今後の顔を合わせたネットサービス、ネットショップの
可能性をイメージしていただきたいと考えています。

さらにそのPRにTwitterなどのクチコミ力、ネットワーク力を使い、
事業と個人に変革を起こさせる「ネットデモクラシー」レベルの
ネット発信の可能性を感じていただく。

情報は取捨選択が必要、もちろん基本のビジネス力は必要。
しかし近い将来、この2つの大きな力をものにした
「ネットショップ」の人たちは、確実に世の中の仕組みを
変えることになるでしょう。


1月4日には、早速ウェブセミナーのシステムを使った
OSMCネット新年会を始めたいと思います。


今年の弊社の目標は「Face to Face」。

2010年もネットショップの大きな可能性を信じて
世界を照らしていきましょう。
今年もよろしくお願いします。




株式会社こきょう 代表取締役
森本繁生