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2009年07月21日(火)更新

利益を先に置く:経営教育ゲーム(MG)の学び

マネージメントゲーム
ゲーム版を前に、いよいよ緊張のスタート!


孫正義も行っていたという「MG&マトリックス会計」の研修を
先週末神戸で一泊二日で行いました。
MGとは、西順一郎先生がソニーCDIで開発した経営教育のゲームです。

MGのページはこちら
http://www.nishiken.jp/mg.htm


■私の最大の学びは、改めて「利益を先に置く」でした。

もちろんゲームでもたくさんの気づきがありましたが
ゲームや決算の方法、いわゆる「スキル」は、
何回かやっていけばうまくなるでしょう。

個人的には2日目午前の西順一郎先生の講義での
「利益を先に置く」ということが一番の学びでした。

経営は(利益からの)逆算である、ということが
ゲームのシートにしっかり書いてあり、
実際にゲームでも引き算引き算していく場面がとても多い。

これまで自分でも意識していたし、
やずやさんは「震える手で期末利益を1000万円と書いた」
ことから大躍進が始まったことも知っていましたが、

それを参加者の皆さんが自動的に実践できるように
なっているのが素晴らしいところです。


どんなにゲームのやり方がうまくなってもそれだけでは学べない。

この「利益を置く = 目的地」は最初に決めることが
全てを意味あるものにするということを
改めて実感いたしました。

西順一郎先生
西順一郎先生に、2日間みっちり指導していただけます。



■では、利益とは何か。

ゲームの中ではもちろん「数字」です。
その数字は「信頼」と「人のつながり」を前提としています。

それらがあってこそ、そもそも仕入れができるし、
人も雇えるし、工場も建てられるし、お金を借りられる。

私はこれらの3つを全て利益と捉え、

1.信頼
2.人のつながり
3.数字

という順番をつけています。
3を先に追うと1と2はない。

私は、1と2の部分でシミュレーションゲームを
作れそうな気がしています。

既に3のシミュレーションで第一人者となっておられる
西先生と連携することでMGを三次元にできれば素晴らしいなと思いました。


「信頼」「人のつながり」も利益を先に置こう。
今回の神戸MGでは大きなG(利益)を得ることができました。


たのもうや 東海林さん
今回のお世話役、たのもうやの東海林さん。ありがとうございました!